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国際政策学部4年生最後の学びのイベントが終わりました。

国際政策学部4年生86名の卒業研究発表会がオンラインで開催されました。例年とは異なり、画面越しの10分間の発表でした。それでも張り詰めた緊張感ややり遂げた安堵感は伝わってきました。ほんの一例ですが、タイトルを見るだけで国際政策学部の多様性を感じていただけると思います。

『ふるさと納税制度返礼品における課題 — 国と大阪府泉佐野市の訴訟を例に』
『伝統文化の継承と集落の持続性 ー山梨県早川町の奈良田盆踊りを事例に』
『清里における駅発まち歩きへの提案 ー小海線三駅の分析と比較から』『小学校低学年の国語科授業でICT を⽤いた授業の実践と評価』
『セルフサービススタイルは宿泊客の価値になりうるのか:withコロナの旅館の参与観察』
『カンボジアにおける教育援助の現状と国際社会の役割』
『2つの対立概念から見る『グレート・ギャツビー』のノンフィクション性』
『ファッション化される恋愛-江國香織の恋愛小説を中心に-』
『オンライン上の雑談に観察された親しい友人同士の冗談 ―3者会話におけるコミュニケーションの分析』
『The relationship between approval desire and usage of SNS among Japanese young people』

実際に発表を聞いていても、そのバラエティの豊かさに驚かされます。

自分でテーマを見つけ、自分で問い/課題を設定し、自分で検証し、自分で考察する。そのような課題解決の一連のプロセスを自分自身の手でやり遂げる力を、4年間の学びで身につけた学生に、心から敬意を表します。

文:兼清慎一(広報委員)