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山梨県立大学の留学制度をご紹介します
こんにちは。広報担当の兼清慎一です。本学の留学制度について「国際教育研究センター」(留学をサポートする専門部署です)の雨宮ひとみさんがまとめてくださった資料と共にご紹介します(2020年8月27日現在のものです。その後変更される可能性があります)。
留学の種類
留学には長期留学と短期留学があります。
交換留学
長期留学のうち、交換留学の対象となる大学は、6つの国、地域であわせて10校あります。
交換留学の期間は、6か月間または1年間です。県立大学に在籍しながら、海外の協定大学で学ぶことができます。このため休学の必要がありません。最短4年間で卒業できます。
協定校と留学の様子のひとコマです。まずはアメリカの「デモイン エリアコミュニティ カレッジ(通称:DMACC)」(毎年人気の大学です)と「テキサスA&M キングスビル校」(先方の学生を短期で受け入れたこともあります)。
こちらはタイの「ナコンラチャシーマー ラチャパット大学」(僕のゼミ生が楽しんでいました)、インドネシアの「インドネシア大学」(インドネシアを代表する国立大学です)、中国の「北京聯合大学」です。
最後に韓国の「インチョン大学」「ハンバッ大学」「三育大学」です。韓国の大学からは本学にたくさんの交換留学生が来ます。その留学生との交流をきっかけに韓国に留学する学生もいます。
台湾は2校です。「輔仁大学」と「国立聯合大学」です。
協定先留学
続いて、協定校への長期留学のご紹介です。協定校は6か国あわせて8校あります。
協定校への長期留学の概要です。
協定校留学は、交換留学と違う点があります
①休学しなければなりません。このため4年間で卒業することができません。
②留学先大学への授業料が発生します(本学の授業料は、休学した場合は発生しません)。ただし大学間協定により留学先大学の授業料が通常より安く抑えられている場合もあります。
ただし、留学の手続きに関してサポートを受けることができます。宿舎については、留学先大学の寮を利用したり、ホームステイやアパートを紹介してもらったりすることもできます。
私費留学
私費留学も可能です。自分自身で行き先や期間などを決めることができます。ワーキングホリデーを利用して実務経験を積んだ先輩もいます。
短期留学
短期留学には3つのタイプがあります。
①大学の授業に参加
②協定大学で行われる短期留学プログラムに参加
③留学斡旋業者を通してプログラムに参加(自分で探す)
短期留学のひとコマです。
海外インターンシップ
留学とは異なりますが、海外でインターンシップを経験する学生もいます。
短期では「海外インターンシップ」という授業科目もあります。昨年度の行き先はニュージーランドと韓国です。国内で準備をしたあと、1週間程度、現地に滞在します。ニュージーランドでは毎年3月にクライストチャーチで開かれる「Japan Day」に出展しています(今年度は実施が難しい状況です)。
また長期の海外インターンシップに独自に参加する学生もいます。僕のゼミ生では、「山梨県大村智人材育成基金事業(山梨県出身の大村智先生のノーベル生理学・医学賞授業を受けて創設された奨学金制度。今年度は募集停止)」を利用して、ベトナムにインターンに行きました。
留学のための奨学金
留学で気になるのは費用です。文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」や先ほど触れた「山梨県大村智人材育成基金」から奨学金を獲得して留学した学生もたくさんいます。留学のための奨学金を獲得した先輩の経験は「国際教育研究センター」に蓄積されています。また雨宮さんは奨学金獲得を含め、資金面や生活面のアドバイスやフォローもしてくれます(雨宮さんご自身もアメリカの大学をご卒業しています)。もちろん教員も手伝います(僕も推薦文をよく書いています)。
また、短期の留学や海外インターンシップに関して、本学が希望者に5万円を支給する制度もあります(選考があります。また支給する人数には上限があります)。
留学に関心のある方は、気軽にフラッと「国際教育研究センター」に足を運んでみてくださいね。そして、雨宮さんが書いたこちらの記事も読んでみてください。
いずれ学生の留学体験談もこちらのnoteに掲載する予定です。