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ベトナムの大学生と交流して感じたこと

山梨県立大学国際政策学部総合政策学科1年の國分美由紀です。2022年8月17日から28日の12日間、私が所属しているベトナムゼミでベトナムに行きました。今回のベトナム旅行でベトナムの大学生と交流して、感じたことをお話しします。

まず、ベトナムの大学生と交流する中で感じたことは、彼らが私たち日本の大学生と積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれていたことです。私のつたない英語にも耳を傾け、わかりやすい言葉を選んで話してくれていることが伝わってきました。

彼らはとてもフレンドリーで、町を散策して疑問に思ったことを聞けば、いつも親切に教えてくれました。食事の席では、料理の材料や味、慣習や食べ方、その起源や歴史を教えてくれました。

英語のつたない私でも、もてなされていることが分かり、彼らの温かみを感じました。そして、言語が拙くとも、気持ちは伝わるのだなと思いました。

また、プロジェクトを行っているバククイン村で、日本とベトナムの大学生で複数のグループに分かれ、共に観光資源調査したり、タイ族の文化を体験したりし、最後にTikTok動画を作成し、発表会をしました。その時にあるベトナムの大学生が言った言葉が印象に残っています。

あるチームで編集を担当したベトナムの学生が「もともと編集は得意だったのか」と質問されていました。そのとき彼は「いまは観光を学んでいるが、コロナの時期は授業をすることが難しく、専攻を変えることも考えていた。その時に専門以外の勉強を始め、動画の編集についても勉強していた」と話していました。どんな状況においても、自分ができることややりたいことを積み重ねられる姿勢が前向きですごいなと感じました。

私の目から見て、ベトナムの大学生は、いつも自然体で楽しんでいるように見えました。一方で、彼らのする提案や仕事のクオリティは高かったため、何度も驚かされていました。その裏にはこのような積極性と前向きな学ぶ意欲があるのだろうなと感じました。