国際政策学部の学生が国家資格「山梨県地域通訳案内士」の試験に合格しました。
「山梨県地域通訳案内士」という国家資格をご存知でしょうか。山梨県を訪れた外国人に日本の文化や社会を紹介する国家資格です。山梨県立大学は、全国の大学に先駆けて、この国家資格を取るための副専攻課程をつくりました。今年度は2月6日に試験があり、国際政策学部の4名の学生(青山柚葉さん、大森美穂さん、福田和さん、渡邉結衣さん)が見事合格しました。このうち2年生で合格した渡邉さんがインタビューに答えてくれました。
⑴なぜ、通訳案内士の資格を取ろうと思ったのですか?
私は山梨県の観光産業に携わりたいと思い、山梨県立大学に入学しました。なので、外国人に山梨県の魅力を伝えることができる「山梨県地域通訳案内士」の資格を取りたいと思いました。
⑵どのような勉強をしましたか?
山梨県の観光パンフレットに載っている情報(富士山や武田神社など主要な観光地やほうとうや信玄餅などのお土産)を英語で説明できるようになるまで勉強しました。一緒に受験する先輩から過去問題を教えていただき、観光客が倒れてしまった場合の心肺蘇生法の流れなども、実際に動けるよう、勉強しました。
⑶どのような試験なのですか?
口頭試験でした。部屋の扉を開けてから、自分がツアーガイドということを伝えられたので、明るく笑顔でいるように頑張りました。試験官(=観光客)が2人いて、試験官から4問ほど出題されました。問題は、自己紹介、山梨県の観光知識を英語で説明できる力、観光客が体調を崩してしまった時の対処法でした。
⑷合格後、どう生かしていきたいか。
「地域通訳案内士」の資格を生かして、たくさんの国の人とお話して、自分の知らない世界を見てみたいです。また、訪日外国人の方に、山梨県の魅力について教えて、より山梨県を好きになってもらいたいです。
(見出し画像の写真真ん中が渡邉さんです。白川郷と飛騨・高山にゼミで視察に行ったときの写真です)
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本学の山梨県地域通訳案内士副専攻課程は、誰でも目指すことができます。ご関心のある方はぜひ、ご検討ください。
編集:兼清慎一(広報委員)