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「珍味を極める♡」デザインと目にした方の反応
2013年(平成25年)3月15日、阪神百貨店梅田本店地下1階に直営店「KOBE伍魚福阪神梅田店」がオープンしました。

当時の山下宏光店長(左)と矢引幸二現副店長です。
左胸についているのが「珍味を極める」ピンバッジです。

北川一成さん(GRAPH)によるデザインを阪神店のユニフォームデザインの際にピンバッジにしたものです。
北川さんと「珍味を極める♡」については以下のnoteを参照ください。
余ったピンバッジを私ももらい、こんなふうにスーツの胸につけています。

これをつけて人と会うと、結構な確率で相手の方の目に止まり、話のきっかけになります。
2013年(平成25年)のある日、東京へ出張のため、神戸市営地下鉄に乗って新神戸駅に向かっていました。
なんか、私の胸のバッジをじっと見ている方がいるなー、と感じたことを覚えています。
しばらくして、ふと「珍味を極める」をネットで検索したところ、ブログに書いていただいているではありませんか!
https://ameblo.jp/kobe-grassroots/entry-11631698283.html
https://ameblo.jp/kobe-grassroots/entry-11658903390.html
三宮の「grassroots」という美容室を経営されている山室さんという方です。
全文を引用します。
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珍味を極める(山中注:ブログのタイトルです)
先日の朝の通勤途中に隣のおっちゃんを
ふと見ると、スーツの社章を付ける位置に
珍味を極める
というピンバッジを付けていました。
ええ?
と思いまして二度見しましたが間違いありませんでした。
しかも極めるの後ろにはピンク色のハート入りです。
普通は恥ずかしい。
でもその恥ずかしい事を堂々とやってるおっちゃんは
かっちょいいです。
恐らく自分の取扱い商品に自信と誇りを持っているのでしょう。
惜しむらくは会社名が書いていなかった事ですね。
書いていれば何か買えたのに。
それに引き換えこれを書いている帰りの電車で横に
座っているおっちゃんですよ。
確実に50歳は過ぎていると思われるのにめっちゃ堂々と
ウォークマンの選曲画面出していまして、ふと見たら
画面全部モモクロですわ。
またも二度見です。
そして先程「珍味を極める」を検索した結果
おっちゃんは神戸の珍味会社の社長さんでした。
間違いなくこの方です。
そら誇りに思ってるわ。
経営者はこうでないと。というお手本です。
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「でもその恥ずかしい事を堂々とやってるおっちゃんはかっちょいいです」
「珍味を極める」バッジによってメッセージが伝わり、お褒め頂けてとてもうれしかったです。
こんな経緯もあり、このバッジを追加で作成し、メンバーに配布しました。このブログにあるように「恥ずかしい」と思うのか、あまりつけてくれていませんが・・・(汗)。
今年の10月、母校の2年生97名に「ようこそ先輩」という授業でお話をする機会がありました。
その感想文の中に、次のようなコメントがありました。
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「机におかれていた、さきいか天のパッケージをみて、まず、目についたのは、”珍味を極める♡”でした。なぜ中途半端なところまでしか、ラインが引かれていないのだろう・・・?とか、この♡は必要なのか・・・?とか考えていると、答えがお話の中にありました。
『印象づけるため』だと聞いて、私はまんまと引っかかりました」

確かに、紺の長方形と♡が微妙な重なり方で気になる方には気になりそうです(私は見慣れてしまってます)。

「一番印象に残ったのは、「珍味を極める♡」のバッジです。数回しか見ていないのにこんなに印象が強く残っていてすごいなと思いました」


「いただいたさきいか天に書かれた『珍味を極める』の横にハートが書いてあるのを見たとき、少し不思議に思いましたが、違和感を感じさせて印象を与えるためだと聞き、納得しました」
初めてこのデザインを見た高校生の率直な感想、とても参考になります。
他にも
「『珍味を極める♡』というスローガンからこだわっていて、すごく会社に対する思いが強いのだなと感じました」
「商品の値段や質以外にも、ピンクのハートマークをつけて目に留まりやすくしたり・・・」
「『珍味を極める♡』の意味も少し分かった気がします」
97名中、6名が「珍味を極める♡」に言及してくれていました。
また、6名中5名が「珍味を極める♡」の「♡」まで手書きで書いてくれています。

2017年(平成29年)に開催された「GRAPH展」では、このピンバッジとシールを販売いただきました。

たまにこのバッジが「かわいい」「欲しい」という方もいらっしゃいます。
前新長田歩いてたら伍魚福のジャンパーきてる人(社員さん?)見た。ジャンパー欲しい。空耳アワーじゃないけど、消費者参加型のイベントでプレゼント、とか。
— たけし (@takeshi0123) December 2, 2020
昨日、Twitterで発見した投稿です。
「ゴギョフクジャンパーを欲しい」という方がおられました!


この間、お客さんをお見送りする際に緑のジャンパー姿で鉄人28号をご案内したので、私のことかもしれません(笑)。
そしてこのtweetに賛同して「ほしい」とおっしゃる方も。
「伍魚福ファン」の皆さんに喜んでいただけるのでしたら、ノベルティにするとか、何か企画を考えても良さそうですね。
「珍味を極める」でTwitterを検索すると、たくさんtweetが出てきます。
いろいろな違和感を感じている方が多数おられます。
https://twitter.com/search?q=%E7%8F%8D%E5%91%B3%E3%82%92%E6%A5%B5%E3%82%81%E3%82%8B&src=typed_query&f=live
デザインの力、伝わる力、は確かに存在します。
改めて北川一成さんに感謝です。
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