見出し画像

伍魚福のお客様は誰か?その1「一次顧客」

経営品質のnoteでも「お客様は誰か?」という話を以前しましたが、今回はより具体的な話をしようと思います。
2005年(平成17年)、この問いかけを「ひょうご経営革新賞」の研修会で聞かれて考えました。

当時は、お得意先小売業、つまり酒販店さんやスーパーさんが「お客様」だと思っていました。
営業のことを「お客様繁盛係」と今でも呼んでいますが、それはその時代のなごりです。

小売業の皆さんも伍魚福の商品を通じて、メリットを感じていただけるからお取り扱いいただける、という意味では「お客様」に間違いありません。

ただ、最終的にお金を払って買っていただいているのは?
食べていただいているのは?

そう考えると、伍魚福の商品をお買い上げ頂く、消費者の方もお客様であるということに思い至りました。

そこで伍魚福では、卸売業・小売業の皆さまを「一次顧客」。
消費者の皆さんを「二次顧客」と定義することにしたのです。

20201207note用スライド2

ざっと現在の「一次顧客」の皆さんの一部をスライドに入れてみましたが、かなりヌケ・モレがあると思われます(すいません)。

チャネルも多岐にわたりますし、本当にたくさん(稼働しているだけでも2000店舗以上)のお得意先様にお世話になっています。

1995年(平成7年)、私が入社した当時は、酒販店が90%、お土産関係が10%というような構成でした。
スーパーさんとの取り組みが2000年(平成12年)から。
コンビニエンスストアさんは2010年頃からになるのでしょうか。

商品がチルド・ドライ・お土産と多岐にわたり、400種類ほどあることから、いろいろなお客様にいろんな売場でお役に立つことができます。

取引する部門も「畜産」、「水産」、「日配」、「酒類」、「菓子」と商品と企業によってバラバラです。
私も新規開拓を担当して長年営業の最前線にいましたが、これだけ他部門のいろいろなバイヤーと商談するのは、他にないのではないかと思います。
今はありませんが「ドリアンチップ」という商品をやっていた時代は、「青果」のバイヤーとも商談したことがあります。

これも以前書きましたが、大口得意先に依存していないところがリスク分散になっています。

新しい取り組みとしては、バレンタインデー商戦への参入が挙げられます。
今年初めて阪神梅田本店の催事に出店して好評だったこともあり、来年も新商品・新パッケージを準備して展開します。

今後もどんどん新しいことにチャレンジし、一次顧客の皆さんによろこんでいただく=お店に来られる二次顧客の皆さんにご利用いただけるよう、チャネル別の商品開発に注力してまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan