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この世に同じ物は2つと存在しないこと

前回のnote

の続きのようなもの

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小さい頃は見ること、聞くこと、知ること全てが、新しい発見と驚きに満ちていたんだろうけれど、そのほとんどを僕は覚えていない。

だけど、あの時鉛筆を通して「この世に同じ物は2つと存在しない」という事実を知ったときの衝撃は今でも覚えている。

「同じ」ということをどのレベルで話すのかによって、「同じ」か「同じではない」かは変わってくるので、相手が話してる「同じ」のレベルが「色」なのか「性質」なのか「形」なのかによっては「同じ」ものはたくさん存在しているわけだけど、それはまた別の話として。

確かに友人の鉛筆と僕の鉛筆は「同じだった」けど「同じではなかった」。

それはあの頃の僕にとってはとてもとても不思議なことで、世界の見え方が変わってしまうほどの大発見だったのだ。

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