メトロマニラのロックダウンが事実上終了
フィリピン(マニラ)が6月からCovid-19による行動規制が緩和されるようです。
具体的には、罰則を伴う外出禁止(ロックダウン)から、緊急事態宣言中の日本(罰則無しの自粛)程度になるくらいです。
ただ、それでも日本とは違い様々な業種は引き続き大統領令により制限されたままです。
外出禁止令が解除になり、公共の交通機関が再開するというのが大きそうです。
とはいえ、交通機関はソーシャルディスタンスを守るためのルールが設定され、以前のように郊外からマニラに多数の人が通勤通学するとすぐに大渋滞・大混乱になるのは目に見えています。(各種学校は継続して当面休校のようですが)
YNSとしては今後も基本的には在宅ワークを継続、一部の希望者のみ出社可とする方針です。
なお、この行動規制緩和はCovid-19の拡大が抑えられたからではなく、長期間のロックダウンで
国家や各自治体の財政も逼迫し、自粛している住民も経済的に追い込まれ、止む無しというところのようです。マニラのロックダウンは、中国武漢を超えて世界一長いとどこかで見ました。
ただ、皮肉なことに、5/27の新規感染者数は400弱、5/28は600弱とむしろ増加の一途をたどっているように思えます。
これにより一気に感染拡大になる可能性も十分あり、かなり厳しい状況です。
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