副業で音楽フェスやってみよう ①
最近コロナで家にいる時間おおくて、色々インプットする機会が多いんですが、その中でよく見てしまうのが、副業系の話題。
資産形成の話も見てますが、その中で必ず"収入増→副業"は避けて通れぬ、と言われます。
今まで副業について興味関心もなければ、自分には縁のない話。と決め込んでいたのですが、このコロナの中で、実はそうでもないかな?と思い始めました。
きっかけはマンション購入で、2020年に私はマンションを買いました。マンションの相場は高く、2009年リーマンショック後ずっと上がり続けています。
そんな中で私がマンションを買った理由は3つ。
①賃貸マンションのキャッシュアウトが高すぎる!
②結婚して子供も考えている中で広い部屋が欲しかったこと。
③まだまだマンション価格は上昇を続けそう、資産形成の観点でアリな選択。
まず①、賃貸マンションのキャッシュアウト、高すぎませんか?
変な意図なく事実を言うと、都内東部の普通の1LDKマンションで、今毎月15万円払ってます。
ボーナス抜いた月の手取り、普通のサラリーマンなら20~30万だと思いますが、それと対比するともう成立しない賃料ですよね。私は妻と共働きなのでなんとか支払えてますが。
一生賃貸派、という会話もありますが、都内住みサラリーマンの価値観で、それ自体にあまりメリットがあるように思えないんです。それくらいなら後々売れるような駅近好立地かつ月々の支払いが少なめなマンションを購入するべきだ。と。
次に②。これは完全にシンプルです。私は妻がいますが、妻と一緒にテレワークするなかで1LDKは完全に手狭になっています。これも昨今のマンション市場のトレンドになっていますが、世間は広い間取りを求めて郊外を求める傾向があります。
最後に③、マンション価格は今(2020)がピーク?と当初予想されていた中、そのピークはコロナ時代によってかき消されています。政府が弱者救済のためにお金をバラまいてインフレが起きているためです。マンション価格はまだ上昇を続け、資産価値の観点ではプラスに動くだろう、というのが市場の目測になっています。まぁ向こう3~4程度の見通しみたいですが。
そしてこれはバブル景気であって妥当な市場価格ではないのでいつか弾ける。という議論もあります。それはそれであり得るストーリーです。私はそのリスクは折り込み済みで、
-バブルが弾けて売れなくなってもずっと住みたいと思える
-資産価値保全のために必要な条件(駅近、眺望、近隣施設充実)
の物件を購入しました。郊外エリアですが勤務地まで40分です。悪くない。
こうして私は多額のローンを背負ってマンション購入することになったのでした。
そして止まらないインフレ時代、高齢化時代。色んな経済リスクがある中で何にせよローンを支払い続ける収入を保つためにも、収入自体増やす動きはマストで必要だ。と思い立つようになりました。そこでようやく資産形成せねば、そのための副業をせねば!となりました。
そこで私は副業を何にするか、一通り調べました。仕事が映像配信系ということでその技能を活かす副業を考えてやってもいい。とも思いました。
そして調べた結果、以下のような選択肢が出てまいりました。
映像配信業務の下請け、ユーチューバーの映像編集、音楽BGM制作、マスタリング。はたまたせどり(メルカリ転売)、アンケート入力代行事務作業、、、
色々あるんですね。副業、、なんとか自分のスキルを活かせそうなものを探してこれでした。ただ、これらがぜんぜんしっくりこなかったんです。
音楽制作は好きですがクライアントのテイストに合わせて自分の感性を犠牲にする自信がないし、映像編集も言ってしまえば作業。。一日作業なのに一本5000円の世界です。
副業、夢ないなぁ。と正直おもってしまいました。でもやっといたほうがいいか。となんとか気持ちを納得させようとしていました。しかしそんな時妻に言われたことが
あなたの好きなことを仕事にしたらいいんじゃない?
ということでした。
至って当たり前のメッセージですが、私はここでハッとさせられました。
本当にそうだ。本業の方でも正直生活の保証はさせてもらえる給料はもらえているわけだし、敢えて副業を魂削ってする必要がどこにあるんだ。と思いました。そもそもそのような働き方自体、私の性分に合ってない。(今更)
私は音楽が大好きで、作るのも見るのも大好きです。就活の結果IT企業に勤務したことで、現在は紆余曲折の上映像配信サービス周りの仕事をやらせてもらっていますが、自分のやりたい仕事ができてないとき(営業)は本当にパフォーマンスの悪い社員だったと思います。目も死んでいました。かたや今は、おそらくだいぶ生き生きと本業に向き合えていると思います。あの頃のような自分に逆戻りするリスクを追う必要がどこにあるのか。
ありがとう妻。ありがとう。と感謝しながら私は頭をリセットして副業について考え直しました。
音楽が好き。音楽に触れる機会を大事にしたい。ミュージシャンがミュージシャンで食べていける世の中を作りたい。これが私の願いでした。その夢を叶えるのは何か。
レーベルを作ってCDを売る?いい曲をオススメするキュレーションメディアを作る?音楽配信アプリを立ち上げる?
などなど、色々なことを想像しました。
その中で一番ピンときて、かつ事業性の見込みも見えたのが「音楽フェスの企画」でした。
音楽フェス自体、私の従事する映像配信サービスもスピンオフ事業として実施を検討していたことがあり、内部構造は多少なり理解しているとこがあります。会社として製作委員会に出資や協賛として入ったこともあります。
音楽フェスはチケット収入、物販収入、協賛収入によって成り立ち、来場者が集まりさえすれば、実際のところかなり収益性があるビジネスになります。
ただ元手が必要なので、うまく手配しなければならないのと、個人の副業で始めるので巻き込む仲間やパートナーの構築を会社の名刺を使ってできないこと。このあたりのハードルがあります。何よりコロナ、悪天などの中止リスク。
ただこれらハードルを乗り越える作業自体が面白そう、と今は強烈に思えています。そのあたりの戦略はアフターコロナにそなえて今年色々考えていきたいところ。
今日のnoteはここまで。具体的に私がどうやってフェスを形にしていこうと考えているかについては、次のエントリーをお楽しみに。