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Woollyは心のつながりをつくるブランド

ブランドを始めるにあたり

昔からブランドを作ってみたいという想いはずっと持っていましたが、ブランディングやらビジネス設計やら、自分にしかできない事って何だろうと考えていたら一歩も踏み出すことができませんでした。ファストファッションやセレクトショップに行けばトレンドうまく取り入れたものが手軽に買えるし、ハイブランドに行けば素敵なものが沢山ある。

でも、いつかは人生の中で自分の思いが届くブランドというものをやりたいなぁと長年考え続けて、これだ!と思えるようになったのは、普段のちょっとした気づきからでした。

きっかけ

実体験 その1
5年前に妻が妊娠した時のことです。当然ですが私たちは喜び、この大切な命を守りたい、心からそう思いました。

当時、妻はお腹だけは冷やしてはいけないと腹巻きを数枚購入していましたが、見てみると化繊のものばかり。決して悪いわけではないのですが、この大切な時に本当にこの素材がいいのかと疑問を持ちました。なぜならアウトドア経験者には良く知られていますが、夏でも冬でも体温を保とうとする温度調整機能をもった超優秀な素材、ウールがあることを知っていたからです。

登山を趣味としている私にとっては馴染みのある素材だった為、その圧倒的な機能素材、ウールの腹巻きが無いはずなんてない。そう思っていました。しかし、ネットから量販店、百貨店まで探し回りましたが、適当なものを一つも見つける事ができませんでした。

最終的には泣く泣く自分のアウトドア用のウールのアンダーウェア(パタゴニア)を切り、縫い合わせて妻に贈りました。手作りの雑なものですが、この大切な時期を健康で快適に過ごしてほしい、純粋にそんな気持ちからの行動でした。

素材に半信半疑だった妻ですがウールの腹巻きをとても気に入ってくれ、最適な素材を選び体を温めることで得られる快適性、健康に不安なく生活できることの素晴らしさに夫婦で気がつくことができました。

実体験 その2
この件をきっかけに、身近な人に健康についてヒヤリングしたところ、『手足の冷え』『風邪をひきやすい』『下痢や便秘』『重く長い月経痛』など、 実は体の冷えからくる健康問題が数多くある事、そして特に女性に多い事もわかりました。
実際、妻も月経痛で動けない時があったり、一日中イライラしていて、いきなりキレられたりする事があります。後で謝まってくれたりするのですが、月一で家庭は緊張状態に陥ります。

体調のせいで仕事に集中できない、友人や家族と楽しく過ごせない、本当は良い時間のはずが、我慢する時間になってしまう。これは本当に悲しい現実だと感じ、それを少しでも良い方向に変えていきたいと思うようになりました。

必要なのは幸せな時間をふやすこと
同じ時間を過ごすなら心地よく快適な方がいい。仕事も遊びも体が健康であれば集中できるし、より沢山楽しめる。
そして心と体の健康から生まれる人同士のつながりは確実に豊かになります。恥ずかしながら妻の妊娠によって知った女性の問題、そして健康でいることで生まれる心のつながり。
必要なのはいつもの時間をより幸せにすること。これをWoollyのブランドによって実現したいと考え、ブランドスタートを決意するに至りました。

Woollyは心のつながりを大切にする

■ Vision
家族や仲間と健やかに過ごすことで生まれる”心のつながり”を大切にする
■ Mission
”いつもの時間”を、昨日より一歩幸せにできる製品を創り出すことでこれを実現する

最後に、私の場合は家族ができたことで、提供したいものを見つけることができた気がします。・・・よく家族ができると守るものが出来たからチャレンジできないね。という話になりますが私の場合は逆でした。(笑)

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