#0035 読書:起業のすすめ「令和の志士」
◆◆◆引用◆◆◆
世の中を変えたい、何か面白いことをしたい、低迷する日本を立て直すとともに、世界にインパクトのある何かを成し遂げたいーーーそう思う人は、組織の内外で起業家として事業を立ち上げるべきです。壊れた古いシステムに嫌々順応し、悶々とした日々を過ごすくらいなら、大きな壁が立ちはだかろうとも、自らが新しいシステムを築いた方が話は早い。起業家こそ、令和の志士なのです。(「起業のすすめ」より)
◆◆◆引用終わり◆◆◆
つまらない仕事に身をやつして一生を終えるのは奴隷と何も変わらない。
今はそういうしがらみから抜け出せる、自由な時代なのだ。
勇気を持って一歩を踏み出そうではないか。
まあ、今はただ与えられた仕事をこなす機械役に徹するのもいい。
将来自分が変わるための土台作りだと思って。
要は何を目的としているかが問題なのだ。
サラリーマンも、事業の種銭を稼ぐ意味では悪くない。
サラリーマンならではの特権を生かしてできる投資というものもある。
また、バイト程度であっても、初めて携わる仕事は新たな知見の宝庫でもある。見聞きするだけの知識と、実地で経験してわかった知識とでは、解像度、リアリティ、身に付き方いずれも雲泥の差がある。
そうしたスキル獲得という目的があるなら、時給の低いバイトも大いにやっていい。それはムダにはならない。
ダメなのは、何も新しい知見が得られない、つまらないありきたりな仕事を、いつもどおりこなすこと。
まあ、そうした仕事もやりがいをもってやれている人は良いのかもしれない。でも、本当にその仕事はあなたでなくてはできない仕事なのか、もう一度考えてみてもいい。
問題はそのような機械的な仕事、誰でもできる仕事は、本当にAI搭載の高性能ロボットに取って代わられる可能性が高い。
将来の働き方は、AIに代替されない仕事を人間が受け持つ、というスタイルに確実に変化していく。その時代の変革を見据えて、今から行動していくべきだ。
211117