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#0487 呼び水理論

カテゴリ:日記

本文:
ふと蕎麦屋で蕎麦を食ってる最中にふと思いついてスマホのフリック入力で延々と書き記した文章である。
理論とは名ばかりだ。そこまでまとまってない。エッセイ感覚で、お茶菓子でもつまみながら、気軽に読んでいただきたい。
呼び水というのがある。
井戸にぶち込む水だ。

https://yamatomo2021.com/3433/

その説明だと雑駁に過ぎるのでもう少し付け加えると、井戸というのは単に地面を掘っただけでは湧き上がらないものなのだそうだ。
・・・と伝聞系で書いているというのも、私自身、井戸を掘るという希少な体験をしたことがないからであって、多分に憶測、個人的解釈も含まれる話であることを予め断っておく。
ともあれ、井戸の水を湧き上がらせるために、ちょろっと入れる水のことを、呼び水というのである。
ちょろっと、とは書いたものの、実際にはどの程度の量の水が必要となるかは、その時々の状況によっても相違があるであろう。
ほんの1リットルも入れぬうちに、湧き上がってくるような場合もあれば、風呂桶1杯分入れているにも関わらず一向に水が出てくる気配がない井戸だってあるかも知れない。
(^^)/そこはさっさと諦めろや!!
まあ、その辺は適当な量を思い浮かべていただければ充分である。
このように、メインとなる水流を引き寄せるために水を流すという手法は、比喩的に、世の中の様々な事柄に応用できる考え方、方法であると思うのだ。
例えば、マーケティング戦略として、この呼び水理論を応用してみる。
メインとなるターゲットは、これから流行らせようとする店の潜在的顧客たる一般市民層である。
通常であれば、彼ら一般市民層は常々膨大な情報量に日々晒され続けており、自分に関係なさそうな、あまり重要そうでない情報にあっては、仮にそれが目に入ったとて一顧だにしないでスルーするスキルが身についていると考えて差し支えない。
むしろ、彼らはスルースキルが強過ぎて、本来自分に必要な情報すら不要なものとしてスルーしてしまっていることもあれば、変な商材を売っている奴が口達者に喧伝するのにまんまとおびき寄せられて、結果として全然不必要な、それこそスルーすべきものに大枚と多大なる時間を浪費してしまっている、などというケースすらあるであろう。
そんな不器用な、高倉健な彼らに((^^)/古いな!)呼び水を繋げてやろうというのだ。
といっても、本家本元の呼び水の如く、バケツ一杯の水をかけるなどしてはならない。そんなことをしたらよくてそっぽを向かれる、悪くすれば暴行罪か、器物損壊罪で訴えられる憂き目に遭いかねない。
とまあ、これは山本星海一流のアメリカン・ジョークなのであって一顧だにする価値もないため論外として打ち捨てておけば良い。
( ´_ゝ`)・・・・・
( ´_ゝ`)一瞬、バンクーバーにでもいるかと思ったぜ。
( ´_ゝ`)ツッコミ屋がいないとボケというものはこうも寒いものなのか。
(^^)/ようやく俺の存在意義が理解できたか。
然れば潜在的顧客たる一般市民を引き寄せるに足る、比喩的表現で言うところの呼び水とは何か。
これを、読者諸賢に考察してみてほしいのだ。
私が回りくどく勿体ぶってなかなか結論を述べやがらんのは他でもない、読者諸賢たるあなたのためを慮ってのことである。
それは、私はこの文章を書き記そうとするくらいだから、当然と言えば当然の如く、この問いに対する私なりの解を頭に思い浮かべている。ゆえに、この解をスッと出すくらいのことは造作もないことだ。
しかし、それでは読者のためにならぬのだ。私が提示する解が、唯一絶対のものでは断じてない。考えられる解は何通りでもある。そこを自由に発想してもらいたいのである。
よろしいか、私がこうやってぐだぐだ言ってる間に、ちゃんと貴殿の答えを考えておくのだぞ。
ほら、よく大学の授業などで、寝ながら受講している奴がいるであろう。このように、受け身で聞いているだけでは何とも頭に入ってこないのだ。だから、少々面倒でも、すぐに答えを聞くのではなくて、自らの思考を絡めて見る姿勢が大事になるのだ。
さて、何の話だったか忘れてしまった。
猫と素粒子物理学を結びつけたシュレーディンガーはやはり天才だ、という話の途中だったかな。
・・・というのは勿論冗句なのであって、そもそもの問いとはこれ即ちお店の潜在的顧客たる一般市民層に向けて発すべき、呼び水となる施策は何か。
私が思いついたのは、「行列」である。
と言っても、ピンとこない向きもあろう。
行列のできるラーメン屋、と聞くと、少し気にならないだろうか。
あるいは、来店者の多い店、と聞くと、それじゃあ俺も行ってみるか、となるのではないか。
すなわち人は、行列に惹かれるのである。
人は人が、行列を作ってまでも欲するその物が、例え何であろうと気になって、欲しくなって堪らないという、ある意味透徹したバカ、天真爛漫な性質を付与された動物なのである。
これなどはまさに、行列を作って並んでいる人に釣られて並んでしまう人が、呼び水に誘い込まれた井戸水であるかのようではないか。
とはいえ、そんな簡単に行列ができるようだったら苦労せんわ、と思われるだろう。だからここで、宣伝費用を払うのだ。サクラに。友人知人、親兄弟一族郎党何でもござれで金でも餅でもお菓子でも、何でも配ってとにかくこの日に来てくれ、俺の店の前に行列を作ってくれ!!と泣いて懇願し、そのサクラだらけの行列が一般大衆の目に飛び込むや否や、アナタの店は商売繁盛間違いなしである。
さらにこの作戦の確度を高めるための、あらゆる宣伝手法を駆使しよう。
事前に多くの人に周知するべく、ネットSNSを駆使して縦横無尽にセールス開始日を周知する!!
SNSで宣伝してくれた人にインセンティブを与えることも怠りなく。
そうした地道な戦略が天の御心に叶い、絶大なる天啓を受けることができた暁には、あなたの店は商売繁盛すること間違いなしであるといえよう!!
初稿230105
投稿230207

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今日のひとこと

そこに愛はあるんか?(アイフルのCM)
(^^)蓋し名言である

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山本 星海
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