元気の源 High Power Print vol.62 ニッチ市場とコミュニティ
僕の身長は167cmです。因みに2つ違いの妹は僕より高いかも知れません(聞いた事ありませんが)。
小学校の時の並び順は、背の順に並ぶことが多かったです。
4年生までは後ろから〇番目と高い方だったのですが、5年生になると前から〇番目。
実は4年生の時に柔道を習い始めたのでこれが原因かと思っていたのですが、ネットで調べると否定されています。中学の時にバレー部の同級生が給食で余った牛乳をいつも率先して飲んでいたのですが、僕も真似していれば今の視野は変わっていたかもしれません。
平均的な身長に恵まれている僕でさえ身長についてこの様に思ったりしますので、切実な方は本当に切実であることを再認識致しました。
田中絢子さんは身長148cmで小柄な女性。
その為 電車に乗っていても吊革に手が届かないなど色々な不便な境遇があり、中でも洋服のサイズが無いのに深く悩んでいらっしゃいました。一番小さなサイズで試着してもぴったりと合う事は無く、泣く泣く子供服に目を向ける事もあったそうです。
転機は同じような小柄の友達との会話。何気に洋服の悩みを打ち明けると友達も全く同じことを感じていた様で、そこから自分達に合う様な洋服づくりを考えます。周りに相談すると『市場はあるのか?』と否定的な意見が多々あったりもしましたが、ここぞと決めたので進めて行きます。自分達のデザインした洋服を知人のお母さんに手伝ってもらいながらの試作品開発。素案が固まって中国の工場にサンプルを発注しても皴だらけな状態で届いたりのトラブル続き。そんな境遇に苛まれても、彼女達は皴を伸ばすアイロンがけの様子などもインスタにアップして周知も同時にしていきます。なんでも最初のインスタライブは一人だけだったとか。。。
地道なネット販売に励んでいた中、実際に手に取って試着して頂く機会を設けます。ある女性が試着室からなかなか出てきません。心配して様子を伺うと、試着室の鏡に向かってずっと感動されていたそうです。
惜しみない努力によって、事業は大きく成長していきます。
また成長するとともに、人との関わりも増えて行きます。『お客様も含めて一度オフ会を開いたらどうだろう?』と思い企画すると、非常に大盛況。
これによってお客様との強い絆を構築・沢山のお店のファンが誕生 今ではこの方々が広告塔となって商品やお店を紹介して下さっているそうです。
如何ですか。
『市場はあるか?』→僕が思うには、市場があるカテゴリーは世の中全てレッドオーシャン化していると思います。接骨院さん・ケーキ屋さん・パン屋さん・ラーメン屋さん どの業界も街に溢れ変えっていますね(勿論、当業界も同様です)。それ故に2021年の衆議院選挙も、成長戦略で新しい産業の創出は大きな争点であると思います。つまり市場を見つける事、ニッチ市場の創出は非常に大切であるのではないのでしょうか。
そして何よりも大切だと感じたのはコミュニティでした。愛犬ゴロが生きていた時には犬のイベントに出かけていましたし、facebookでは【James Bond 007】の情報を追っかけて今作で最後のダニエル・クレイグさんにドップリ浸かっております。コミュニティで共感しあうことによって、喜びを色々な角度から楽しむような感じでしょうか。
ニッチ市場とコミュニティ 弊社にとって何が出来るか、今一度真剣に考えてみます。
編集後記:『海と食文化を守るために、俺たちの戦いは終わらない!』
海伸様の映画化ポスターが完成しました。印象的だったのは、撮影を進めて行くと社員さん皆さんの表情が生き生きと変化されて行きます。これからは他にも色々な用途でご活用も検討されている様です。
・企業PRの強力ツール ・社員さんモチベーションアップ ・会社の活性化
会社を大躍進させるなら、良い事づくしの『企業映画化プロジェクト』で決まりです!