2021/11/17
アバタロー著
自己肯定感を上げる
OUTPUT読書術(〜No.1103)
今日は一つの本を読み終えた。それがこの読書術伝達本である。この本は主に、本を読む際のノウハウが記してあった。
そのノウハウを、忘れないようにまとめという形で書き記したいと思う。
読解について
本の読解というと、読んで字の如し、読んで「解く」ことである。ではどのようにして解いていくのか??
まずは、話のオチを先に押さえることだ。
要するに
「この著者は、多分こう言うことを言いたいのだろう」
と自分なりの仮説をもっておくことで、話が横道に脱線しても、本筋を見失うことなくよみすすめられるわけです。
そして、「発信」。これも大事だ。
まさに今、私がnoteに書き込んでいるように、誰かに向けるか、あるいは自分に向けて、発信すればいい。
自分の意見が出ない時の対処法
「本を読んでも、自分の意見が出ない」
こんなことはないだろうか?
そんな時、無理に捻り出そうとしてはいけない。自分なりにわかりやすく解説することが大事なのだ。
「分かりやすくする」ということで、最もしてほしいのが、「抽象化」だ。
抽象化することで、なるべくシンプルなフレーズ、ワードを引き出していくのだ。
自分が捻り出した言葉に対して「自分の人生にどのように役立ちそうか?」「自分が生きている社会とどう関係しているのか?」といった、自分と紐づけるような質問を続けて投げてみてください。
スキマ時間をルーティン化する
あなたの1日のスキマ時間はどれくらいあるだろうか?
通勤、仕事の合間、学校の空きコマ、家事の合間…
2014年に、20代から50代男女を対象に行われたインターネット調査(パナソニック調べ)によると、現代人のスキマ時間は1日平均1時間9分であることが示されました。つまり単純に年換算すると、約17日分の隙間時間があるというわけです。
「このスキマ時間を有効に使おう」というのが著者の考えだ。
まず、1日24時間のスケジュールを書き出し、実際のスキマ時間を明らかにしていく。
書き出してみると、意外と多かったりするのではないか??
しかし実際は、スマホという文明の利器にスキマ時間を吸われてしまっているのが現状だ。(少なくとも私はそうだ。)
スマホとは本来、私たちの生活を豊かにしてくれるものだ。しかしそれによって時間を奪われ、本来目的が達成できないのなら本末転倒である。
どうしてもスマホを見てしまうのなら、アプリの通知を切る、アプリをアインストールする、スマホを遠ざける、などなど、対策をするべきだ。
Apple Musicくらいなら〜という安易な考えでスマホを手に取ってしまっては、元も子もない。本当に集中したいのなら、スマホに支配されるのではなく、こちらが支配するべきである。
表紙と目次から
「仮説」を導き出す
始めに読解についてまとめたが、それについてもう一つ紹介する。
それが、「話のオチ」を先に押さえて、自分なりの「仮説」をもつことだ。
具体的には、「本の表紙、帯、目次」をチェックすることだ。
そして意識すべきこととして、5W1Hを念頭においておくことがある。
学問のすゝめを例に挙げると、こうだ。
「誰」に対して、学問をすすめているのか?
「なぜ」学問をすすめているのか?
このようなシンプルな方法で、仮説を立てることができる。
ツッコミモードに切り替える
仮説を立てる上で、大切なのがツッコミを入れることだ。
ただ字面を追うのではなく、時に頷いたり、ツッコミを入れたり、まるで著者と対話するようにアクティブに読んでいくのだ。
お笑い芸人のようにツッコミを入れることも大切だろう。
「著者の主張に線を引きながら『頷き』、違和感があれば『ツッコミ』を入れる」
これによって、まるで著者と対話するような、アクティブな読書が可能になります。
また、違和感とは自分と相手の感覚や、考え方の不一致によって生じるものです。
ですから何も考えず、ただ受け入れるだけの姿勢では、違和感が一切発生せず、「はいはい。なるほどね」と感心するだけで読書が終了してしまいます。
そうならないためにも、読解に入る前に
「ツッコミモード」に切り替えた上で読み進めていただきたいのです。