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精進料理に目覚める3歩前 #22

どうやら、この暑さに負けかけている。
梅雨が明けたと思ったら気温は一気に33℃だ。

この間まで雨で大喜びなカタツムリを呑気に追いかけていたのに。

畳の上で扇風機に向かってあーあー言いながら過ごす予定が
この天気で大喜びな畑の草を必死で引っこ抜くため
さとうきび畑の中を這っている。

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さて。このnoteはワタクシがアトピーさんと体調不良さんから逃げ回るために食事を精進料理の方向に進めていくものである。あくまでも途中。なので、まだお肉も食べたいし、お腹を壊す原因のニンニクも食べたい、小麦粉使って揚げ物も食べたい。。などなど数々の誘惑に立ち向かいながら進んでいるような進んでいないような状況を記している。


暑さに負けかけているのでもちろん食欲なんぞない。
食欲まで汗と一緒に体内から流れ出たのではないか。


ああ、一刻も早く人間が光合成でもできるようになれば
食事をしなくてもよくなるのに。
なんて淡い妄想は草取りを楽しむ為のおかずである。

妄想でお腹ではなく頭の中におかずを入れているのならば
おかずも食さなくていいかなぁ。
なんて妄想のおかずだけはお代わりしたいくらいだ。


小麦粉で作られた麺類無しで夏を乗り越えなければならないのだ。
麦茶と黒糖で夏を乗り越えるにはちょっと栄養が足りない。


前回、次回はわかめちゃんの話するって言ったっけ。

口に入れるものすべてに酢をかけたいっす。

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日が暮れて畑から帰ってくるのが20時。
もう、帰ってからは咀嚼にすらエネルギーを使いたくないのだ。
豆腐ぐちゃぐちゃ大作戦。


タレは黒糖と酢、醤油、出汁パックの中身、胡麻油。


このタレのタレントを活かして全てにこのタレをかけることとする。

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もやし。

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食欲があるときは塩を足してナムル丼にもしてみよう。


そうそう、食欲が汗とともに流れ出る前に。
ここでは手に入ると思っていなかった
大豆のお肉を手に入れたので使ってみる。

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ミンチっぽいではないか!!

とは言っても味が絶好調に大豆感にあふれているので
味の強い仲間を入れたらもっといいかも。

次回はそぼろにしてみよう。
あ、煮物でもいいか。


一応。
以前から自覚しているのだが。

食事が精進料理の方向に向いていないのである。

相変わらず。

この土地ではじめましてで出会った食材に魅せられている。

今回はこれ。

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果物撮るの楽だもの 
のほうで紹介したライチである。

生のライチが300円で買えるってよ。と
おじぃとおばぁに報告したところ

あい!うちの山にこれ生えてなかったかねぇ。

って。
そのままおじぃの軽トラでぼこぼこの未知の山道を進んで
おじぃの山に入る。

降ろされた場所を見上げると。。

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たわわ。

あー、こんなに実が出来るもんなんだねー。
15年前に植えて食べもしないからほったらかしてたねぇ。

って。
80過ぎのおじぃがするする木に登っていく。

病院でもおじぃは猿だからダメって言っても
木に登る人だって言われたよー。

って、驚きもせずにおばぁはおじぃを見上げている。

こんな細い木にゆらゆら。

高枝切りばさみで枝ごと切って落としていくおじぃ。

おじぃが下を見ずにどんどん木を切ってライチを落としていくのだから
呑気に下で落ちてきたライチを拾っている場合ではない。

もう一度じっくりと皮を観察して頂きたい。

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ライチは思った以上にゴツゴツなのだ。

下で呑気に落ちたライチを拾っていたおばぁは


あーれ?これ痛いね、あら、イタイ、あー痛い。

である。

これが上から降ってくるのだから
もう。さるかに合戦レベルだ。

あ、でも木にスルスル登って行ったサルは
ハサミまで持って登って行ったからサルなのにカニ的な要素まで
持ち合わせているなんて無敵じゃないか。

サルとなったおじぃがライチを落とす間
木の下で出来ることは蚊にさされるだけだ。

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拾いながら試食して甘さを確認して。
落ちた衝撃で傷ついたものを更に食す。

食べだしたら止まらない。

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大量なので家に帰って冷凍。

ご近所さんにおすそ分けした分はジャムおじさんによって
ジャムになって帰ってきた。

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ひと口食してみて感動。

これは食欲のないワタクシの強い味方になるであろうと確信。

この気温、及び湿度の観点から寒天にする。

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せっかくなのでカルピスを入れて白い寒天。

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モモも貰ってきたけれど酸っぱいのでこれも寒天。

モモのついでにフトモモらしきものもぶら下がっていた分を収穫。

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モモとフトモモあるけど貰いますかって連絡をした知人からの回答は



お肉ですか?

と。なるほど言葉とは変幻自在である。
フトモモはあんまり味がなくて香りが強いように感じられたのだが

おばぁたちは昔よく食べたおやつだからと喜んで食していた。


モモ、フトモモときたら。。。
次は。。。



臀部。



ではなくレンブ。
レンブさんもフトモモ科の植物である。

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Google大先生が教えてくれる色はもっと鮮やかな赤やピンクなのだが
頂き物のレンブは白から薄ピンク程度である。

加工して色を濃くしてみてもこの程度である。

この写真をよく見ていたら口に見えてきたので少し遊んでみる。

うむ。
皆おちょぼ口である。

さて、このレンブ。
なんとも不思議な味なのである。

やる気のないフカフカの梨のような。。。

そのままシャリシャリ食してもいいけど、
どちらかと言えば食せないがヨーグルトやフルーツポンチ向きである。

そして。未だに冷蔵庫にいらっしゃる。
畑から帰ってきて少しずつ食していこう。


このままではフルーツ日記で終わってしまうので
少し話を戻そう。

粘り強く草取りをしようと思い納豆を食してみる。

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粘り強く作業をしていると。。。


流れる汗まで見事に納豆の匂いである。
体臭がここまで食事と結びつくとは!!

自分が納豆のようである。

Im not 納豆。

これからは畑から帰って来てから食すことにする。

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魚は相変わらずマース煮。

煮汁にたっぷり日本酒を入れたら最高。

深海魚ブームである。


さて今回はここまで。

あ、わかめちゃんの話あんまりしてなかったから
スープにした写真だけ添付して終わりにしよう。

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それでは皆様また次回。

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