覚悟を決めるのには勇気がいる。
「現時点では正誤・善悪の判断がつかないけど自分の行動を決断すること」
これがきっと覚悟を決めるってことだろう。
覚悟を決めることに勇気が必要なのはその決断が本当に最善かどうか分からないから。自分が今まで就活で悩みに悩みまくっていた最大の理由はここにあると言っても過言ではない。
さらに自分に将来やりたいことがないから、未来から逆算した意思決定が難しいんだろうなあと感じる。
就活において自分のビジョンを仮でもいいから設定するのってそういうことだと思う。人事側からみてそういう学生って再現性があると思えるし入社後の働き方をより具体で考えられるのだろう。
でも今までの人生の節目に立たされたとき、自分は今みたいに悩んで悩んで悩みまくって各高校や大学の比較検討を十分にした上で進路選択したかと言われれば全然していない。
そもそも、その選択に覚悟なんて持ってなかったし本気で自分の人生と向き合っていなかったから悩んでいないのも当然だ。今考えればもっと本気で考えろよ自分!って思う。(笑)
じゃあ今までの選択は間違っていたのか。と聞かれたら「いや~でも自分は間違っていなかったな!」って言えると思う。まあ「大学受験に成功していたら...」とか「怪我せず野球にずっと打ち込めていたら...」って考えることはあるけど自分が選択した環境の中で後悔はしたくないって思って生活してこられたし、少し思い通りにいかなかったからって腐るのはカッコ悪い!!って思ってたことが大きいかな~と。
って感じに過去を振り返ると、覚悟を決めるときって最初に定義したことに加えて「自分が置かれている現状について真剣に考える」って要素もあるのかなと感じた。
真剣に考えるからこそ悩むしどれが正解かわからなくなる。その判断の精度を上げるためにありたい姿やなりたい自分、やりたいことを掲げて走らなきゃいけないんだと思う。
ある一定のところまで考えきることができたらあとはその後の生き方次第で自分がした選択を正解にしていくしかない。分からないことを決断するのはめっちゃ体力使うし大変だけど「ここでこうする!」を自分の中で決めて動き続けていればこれまでの人生より考えて悩んだ分いい人生が送れるだろう。