YAMAMON -PLUG Magazine 編集長-

PLUG MAGAZINE 編集長 Editor / Interviewer / moderator etc https://lit.link/yamamon

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♯INTERVIEW ♯PLUG Magazineplʌɡ/《繋げる・起爆剤・撃ち込む》2004年創刊。地元政財界のリーダーと各業界のオピニオンリーダー、若者が共演する岡山発のリージョナル・カルチャー誌。地域の“いま”をアーカイヴしながら、地方創生の新たなアプローチを示すことをミッションに掲げ、ローカルにオルタナティブを提案。ファションやカルチャーを軸に、地元政財界からストリート、アンダーグラウンドまでを行き来しながら、地域の〝ヒト〟にこだわった編集を続けています。また、

    • PLUG MAGAZINE vol.63|2024年10月18日発刊

      Z世代以降の新しい価値観として 「タイパ(Time Performance)」 という言葉が出現しました。 「動画を倍速で視聴する」 「ショートコンテンツを利用する」 「オンラインでコミュニケ ーションをとる」 「ネタバレ消費を好む」などが タイパを重視する人の特徴として挙げられます。 「タイパ」を肯定すべきか、 それとも否定的に捉えるのか。 また、現代の若者が 時間を費やすべき事柄とは何か。 今号では、「タイパ」をキーワードに、 高校生の皆さんへ向けて企画した 授業を

      • GOOD DESIGN AWARD 2024 グッドデザイン金賞【経済産業大臣賞】受賞!『岡山県の企業』『雑誌』2つの《史上

        「世界4大デザイン賞」とも呼ばれる2024年度グッドデザイン賞 (主催:公益財団法人日本デザイン振興会)にて、 審査対象5,773件の中からグッドデザイン賞を受賞した対象より 《明日を拓く》《未来を示唆する》デザインとして、 岡山県のリージョナル誌プラグマガジンが 「グッドデザイン・ベスト100」に選出。 さらに、2024年度に選ばれた すべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、 特に優れたデザインに贈られる グッドデザイン金賞【経済産業大臣賞】を受賞しました。 金賞以上の

        • LOCAL TRIBE vol.10 デザイナーと故郷の関係(繊研新聞2024年9月)

          地元で初となる正規取扱店  岡山県出身のファッションデザイナーは多くありませんが、僅かながら業界のど真ん中で活躍している若手の方々がいます。その一人ひとりがシーンで存在感を増していると感じる此のほど。一方、出身地である岡山県には彼ら彼女らのブランドの取扱店が不在で、実際に見て触れる機会すら無いケースがほとんどです。かねてよりこうした現状に幻滅を覚えていましたが、今秋より岡山県出身の西坂拓馬氏が手がける「kujaku(クジャク)」が岡山市内のセレクトショップ「VICICA(ビ

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        • Editor's note
          11本

        記事

          LOCAL TRIBE vol.9 岡山で「糸の宝石」を磨く(繊研新聞2024年8月)

           「レース」は、特にヨーロッパの産業や文化の歴史、服飾史に密接な関わりを持っています。昔の王侯貴族の肖像画に描かれている襟元の豪奢なレースは、富と権力の象徴でもありました。一言にレースと言っても、作り方の技法や模様の表現など多様な種類があり、その奥深い魅力からアンティーク・レースを収集する愛好家も少なくありません。今回は、現代人にも愛され続け、「糸の宝石」とも称されるレースをキーマテリアルに、若者へ向けてコレクションを発表しているブランド「overlace(オーバーレース)」

          LOCAL TRIBE vol.9 岡山で「糸の宝石」を磨く(繊研新聞2024年8月)

          TRYHOOP OKAYAMA×PLUG MAGAZINE【デザインを中心に包括的業務提携を締結】

          「プロバスケットボールチームとリージョナル・マガジンによるタッグ」 有限会社サーブ(岡山市北区舟橋町6-13 代表取締役 及部光正)は、プロバスケットボールチームを運営する株式会社TRYHOOP(岡山市北区厚生町3-1-15 岡山商工会議所ビル616 代表取締役 中島聡)とデザインを中心とした包括的業務提携を締結しました。当社が発刊する岡山発のファッションカルチャー誌「PLUG MAGAZINE」編集部が中心となり、トライフープ岡山のポスターやパンフレットといった各種ヴィジュ

          TRYHOOP OKAYAMA×PLUG MAGAZINE【デザインを中心に包括的業務提携を締結】

          《9/8(日)PLUG MAGAZINE公開インタビュー観覧募集》

          9/8(日)17:00よりPLUG MAGAZINEで不定期連載している企画「社研部」の公開インタビューを行います。 ゲストは映画「はりぼて(2020年)」や「裸のムラ(2022年)」を手がけた映画監督であり、現在は石川テレビで報道にも携わる五百旗頭幸男(いおきべゆきお)氏。地方の政治やメディアの在り方、映画制作などについてお考えを訊きます。 自分は、一年ほど前に映画「はりぼて」を観て、これまでにない衝撃を受けました。 それは、メディアの末端に携わる一員として、そして、

          《9/8(日)PLUG MAGAZINE公開インタビュー観覧募集》

          LOCAL TRIBE vol.8 「岡山発デニムスーツの現在地」(繊研新聞2024年7月)

           ファッションジャーナリストの評論やハイブランドのコレクションをチェックしていると、世界的なクラシック回帰の流れを感じる現在。一方、国内ではヴィンテージのデニムやTシャツの高騰がしばしば話題になっています。今回は、こうしたトレンドに左右されることなく、既存のファションカテゴリーとは一線を画した独自のポジションを確立するデニムスーツ専門店「inBlue(インブルー)」を展開する株式会社ナッシュを紹介します。    最高の手仕事がつくる価値  デニム生地の企画・販売を主たる事

          LOCAL TRIBE vol.8 「岡山発デニムスーツの現在地」(繊研新聞2024年7月)

          LOCAL TRIBE vol.7 「美容師が地域をエンパワーする」(繊研新聞2024年6月)

           数年ぶりのヘアショー  5月20日、美容ディーラー大手「きくや美粧堂」の主催する『プライマリーセッション岡山 -美容未来プロジェクト- 』が《おかやま未来ホール》にて開催され、司会進行を務めさせて頂きました。横浜に次いで初の地方開催となった本イベントは、美容学生に向けて美容師のクリエイティブや働くリアルを伝えるための企画。地元サロンがヘアショーとトークセッションを行い、約700名の美容学生が観覧しました。岡山での本格的なヘアショー開催は数年ぶりのこと。コロナ禍もあり、学生

          LOCAL TRIBE vol.7 「美容師が地域をエンパワーする」(繊研新聞2024年6月)

          LOCAL TRIBE vol.6 「岡山で半世紀に及ぶスペクタクル」(繊研新聞2024年5月)

          50周年を迎えたライブハウス  74年に立ち上げられたライブハウス「ペパーランド(岡山市)」が今年で50周年を迎えました。立ち上げたのは、写真家、前衛映像作家、音楽・美術展企画など、長年にわたって脱領域的かつ学際的な活動を続けてきた地元カルチャーシーンの重鎮でもある能勢伊勢雄氏。オープン当時、まだ日本にライブハウスという概念もなかった時代に、都会に先駆け地方・岡山で生まれた先鋭的な場所でした。日本で最も歴史あるライブハウスの一つとして、今なお全国にその存在感を示しています。

          LOCAL TRIBE vol.6 「岡山で半世紀に及ぶスペクタクル」(繊研新聞2024年5月)

          LOCAL TRIBE vol.5 「ファッションナレッジで完売に」(繊研新聞2024年4月)

          日本一パン好きな岡山県  岡山県民が「パン好き」というイメージは世間一般にあまり知られていませんが、実は世帯当たりの購入量は全国ナンバーワン。省庁のデータでも無類のパン好きということが裏付けられています。  そんな岡山県から、パン業界へ新しい価値観を持ち込む企業が現れました。今回は、ベーカリー「メルシーライフオーガニックス(以下メルシー)」を展開する株式会社メルシーをご紹介します。  アパレルのマーケティングを活用  2021年9月、東京・練馬区にメルシーの第一号店がオ

          LOCAL TRIBE vol.5 「ファッションナレッジで完売に」(繊研新聞2024年4月)

          オカヤマ・トライブの「創世記」をつくる / PLUG MAGAZINE vol.62 PROLOGUE

          何にもなかった岡山の20年  プラグマガジンはおかげさまで20周年を迎えることができました。刊行を続けてこられたのは、たくさんのご支援とご愛読あればこそ。何よりも先に、これまで関わってくださった全ての皆様に深く感謝を申し上げます。  今号の制作を進めるにあたって、本誌を創刊した2004年から現在までの20年間に起こった社会的な出来事と共に、バックナンバーをパラパラと捲りながら「これまで」を振り返りました。政治、経済、スポーツ、流行...いろんなことがありましたが、クロニク

          オカヤマ・トライブの「創世記」をつくる / PLUG MAGAZINE vol.62 PROLOGUE

          LOCAL TRIBE vol.4 「田舎に向けられる視線」(繊研新聞2024年3月)

           田舎に向けられる視線  「地方創世」という言葉が注目されたのは、2014年の第2次安倍改造内閣発足後の記者会見で発せられてからでした。そこから10年が過ぎましたが、残念ながら以前よりも地方が活気付いたような実感はありません。むしろ、私のようなひねくれ者は、地方創世という言葉が乱用されるたび、都会からの上から目線を感じてしまいます。それをはね返せるかどうか、地方創世とは地方都市で生きる我々の実力が問われているのかもしれません。    ヘリテージを活かす覚悟  今回ご紹介す

          LOCAL TRIBE vol.4 「田舎に向けられる視線」(繊研新聞2024年3月)

          LOCAL TRIBE vol.3 「岡山から“産地教育”の必要性を考える」(繊研新聞 2024年2月16日付)

           デニムの聖地として確固たる知名度を誇る岡山県。桃太郎や特産品である果物などと並べて、「デニムで有名な岡山県」と喧伝(けんでん)する地元の人も随分と多くなりました。政治家が郷土愛のアピールを狙ってデニムで仕立てたスーツを愛用するほど、いまやお国自慢の一つ、私たちのボキャブラリーとしてもすっかり定着しています。 聖地の輝きは永遠か    児島や井原地域をはじめ、染色、織布、縫製、加工などの業者が集積した一大生産地として、現在も世界にそのプレゼンスを示す岡山県。しかし、名声が高

          LOCAL TRIBE vol.3 「岡山から“産地教育”の必要性を考える」(繊研新聞 2024年2月16日付)

          LOCAL TRIBE vol.2 「地方のラグジュアリーを守る」(繊研新聞 2024年1月19日付)

           光芒を放つ商店街  地方都市における商店街の衰退は、依然として大きな社会問題です。押し合いになるほど大勢の人で賑わう雑踏。そんなかつての活況を取り戻すことはもはや難しいのかも知れません。また、長きにわたって「小売の王様」と呼ばれた百貨店はその地位を失い、特に地方での閉店が相次いでいるのは周知の通り。規制緩和やライフスタイルの変化、人口減や少子高齢化など、かつて隆盛を誇った両者が凋落した要因は幾重にも重なります。今回ご紹介するのは、こうした厳しい境地にありながらも商店街で出

          LOCAL TRIBE vol.2 「地方のラグジュアリーを守る」(繊研新聞 2024年1月19日付)

          LOCAL TRIBE vol.1 「林業とデニム」(繊研新聞 2023年12月15日付)

          ファッション業界最大の専門誌「繊研新聞」で月一の連載を始めさせて頂くことになりました。同紙は東京、パリ、ミラノ、ニューヨークなど世界各地に取材網を持ち、トレンド情報からアパレル・小売り・素材メーカーの動向までファッション業界の情報を網羅する日刊紙で、約20万部を発行しています。 連載のタイトルは、「LOCAL TRIBE(ローカル・トライブ)」にしました。トライブとは、「同一の血統を持ち、族長が存在する部族」が語源ですが、共通の興味・関心やライフスタイルを持った集団を指す言

          LOCAL TRIBE vol.1 「林業とデニム」(繊研新聞 2023年12月15日付)