小倉城下町さんぽ 秋月街道㉓徳力神宮
国道322号線(旧秋月街道)「くら寿司」の先に徳力神宮(神理教)があります。
屋根付きのお洒落な鳥居をくぐって境内に入ってみましょう。
右手に「神理幼稚園」。
左手に池が、そこに小さな橋が架かっています。
その先の庭に道標が立っており、「従是東中津道」「従是北小倉道」「従是南田川道」と刻まれています。
大教殿(大正8年築)の横に教祖殿。
大教殿の前を過ぎ右手の山のほうに抜けます。
この山を「徳力山」といいます。
石段があり、たくさんの小さな赤い鳥居が。
長門市の「元乃隅稲成神社」にはかないませんが、赤い鳥居は数えてみますと96基ありました。
その坂道を上ると「大元稲荷神社」と「造化宮」が見えてきます。
大元稲荷神社参道に、文化八年(1811)の石鳥居も。
教祖・佐野経彦が幼少のころ小倉藩の学者・西田直養のもとへ通学の時、毎夜絶えず前後を守護するように白狐がいて、その後ずっと守られていたといいます。
「昭和6年秋境内よりこの地に遷座する」とあります。
大元稲荷神社の本殿左右にも稲荷神などの祠、玉垣の外にひっそりと猿田彦と石の祠が。
この祠にも火の神らしい札が祀ってありました。
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