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2021-4-28

朝起きて、二人で夢の話をする。
「また大学の構内で迷って授業に遅れる夢を見ちゃった」
「またどこかの街を彷徨って彷徨って、目的地に行きつかなかったよ」
そんな話を交換する。

「私たち、いったどこを彷徨っているんだろうね」と苦笑いをする。

「夢見心地と言うけれど、夢見心地の夢なんてみたことないよね」
「まったく、ろくな夢をみないよな」


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人の夢の話ほどつまらないものはない、と坂元裕二さんの脚本で読んだことがあるが、私たち夫婦はそれでも夢を報告しあう。

一緒に暮らしていても、夢の中では別々の風景を見ていると思うと
夫の夢の中に入り込んでいってみたいな、と思ったり、思わなかったり。

桜も終わって、宮崎はもうすぐ夏です。

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