NotebookLM 本当はこういうのが必要だった

NotebookLMを試してます。以下の資料で実験してみました。

1.PDFをダウンロードします。

2.テキストを抽出します。
PDFも読み込み対象になっていますが、図表が多いので正確性を期すため今回はテキストにします。学習指導要領とかはそのままPDFで読み込ませてます。

このサイト便利です。こんな感じでアップロードをするとテキストに変換→ダウンロードできるようになります。

3.NotebokLMへデータを読み込ませます。
NotebookLMを開いてデータを読み込ませます。いろいろ対応しています。

アップの仕方はこんな感じでテキストを選択して一気にいけます。

4.読み込み完了です。

5.早速質問してみます。
「体育の授業における課題は何か。教師の指導の課題と具体的な改善策が知りたい。」回答がこちら。

読みにくいので以下にテキストをコピーしておきます。

<ここから引用開始>
体育の授業における課題と教師の指導の課題と具体的な改善策

体育の授業における課題

  • 児童生徒の「知識及び技能」と「思考力、判断力、表現力等」のバランスがとれた育成が課題。

    • 事実的な知識の習得は一定程度見られる。

    • 習得した知識を日常生活に当てはめたり、現実の事象と関連づけて理解することには課題がある。

    • 具体的な問いを見いだす点などは、定着が見られる場合もある。

    • 目的に応じた課題解決、自分の考えや根拠を明確に説明するといった点については、課題がある。

教師の指導の課題

  • 体ほぐしの運動の目的や必要性についての理解と、児童生徒への説明不足。

    • 体ほぐしの運動の意味を児童生徒が理解できるように、教師が丁寧に言葉で説明したり、活動を通して理解できるようにしたり、活動後に価値付けたりする必要がある。

  • クロールの指導において、児童生徒の課題に応じた様々な練習方法の提示不足。

    • 教師は、クロールの呼吸の仕方に関する課題に応じた様々な練習方法について理解し、授業において適切に児童生徒に提示する必要がある。

  • 体育実技調査において調査対象数(学校数・児童生徒数)が限定されている。

具体的な改善策

  • 体ほぐしの運動の目的や必要性を、児童生徒が理解できるように丁寧に指導する。

  • クロールの呼吸の仕方に関する課題に応じた様々な練習方法を、児童生徒に提示する。

  • 「知識及び技能」の習得を図りつつ、習得した知識を活用して、課題解決や思考力、判断力、表現力を発揮できるような指導を充実させる。

  • 児童生徒の興味関心を高め、運動やスポーツの楽しさを実感できるような授業を行う。

上記以外にも、体育の授業における課題は多岐にわたると考えられます。体育科の目標を達成するために、教師は常に児童生徒の状態を把握し、適切な指導方法を検討していく必要があります。

<ここまで引用終了>

いじわるなので、追加の質問をしてみた。
「クロールの指導を苦労している。子どもたちへの指導として何を意識するとよいか。」

すると、こんな回答。
「子どもたちへのクロールの指導で意識すべき点について、資料から読み取れる情報を中心に説明します。
クロールの指導においては、子どもたちの習熟度に合わせた多様な練習方法を提示することが重要です。これは、小学校学習指導要領実施状況調査の結果から、クロール指導の課題として、教師が子どもたちの課題に応じた様々な練習方法を十分に提示できていない点が指摘されているためです。
具体的には、クロールの呼吸に課題を抱える子どもには、課題に応じた様々な練習方法を教師が理解した上で、授業の中で適切に提示することが求められます。
この資料だけでは、具体的な練習方法や指導のポイントまでは言及されていません。より具体的な指導方法については、他の資料や指導書を参考にしたり、経験豊富な教師に意見を求めたりする必要があるかもしれません。」

NotebookLMは接続したデータを参照します。逆に考えると余計な(嘘やいい加減)回答に頭を悩ませることは減るかもしれません。

どうですか?こういうのこそ学校現場で必要なんじゃないかと思います。

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