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仕事の仕方を変える(校務のDX化)

仕事の仕方を変える(校務のDX化)

 校務のDX化の事例として欠席連絡のデジタル化を紹介します。勤務校ではGoogleフォームを活用することでPCで保護者からの欠席連絡を確認できるようにしました。
 これによって朝の電話による業務の中断が減りました。担任は教室からでも欠席情報を確認することができるようになりました。担外や養護教諭など、様々な職員にすぐ情報共有できるようになりました。

 この他にも、勤務校では保護者のボランティア募集や様々なアンケートのデジタル化を進めています。デジタル化によって、これまでいくつかのプロセスに分けて行っていた業務の統合・省略がなされ、業務の効率化が図れました。

 また、校務分掌のデータをGoogleドライブ上で処理することは仕事の進め方も変化させます。
 下の表は個別学習を行っている児童用の時間割です。スプレッドシートで作成し、児童、教員間で共同編集をしています。週ごとにタブを増やして指導の記録としても利用しています。

 共同編集することで授業の進捗や児童の様子などを担任を含めた複数の教職員間で共有できます。また、児童の側からも感想や質問などをコメントとして入れることができるようにしています。学校生活への意欲を持続させたり、困り感を払拭するのに役立っています。

 校務のDX化を進めることで、業務の効率化だけでなく、情報共有の円滑化や業務のプロセスそのものを改善することができます。校務のDX化はGoogleアプリの効果的な活用がポイントです。校務のDX化を考えていきましょう。

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