SHURE V15の話
私がメインで愛用しているレコードのカートリッジはSHURE社のM44GとM44-7というものです。
設計は1950〜60年代で、エレキギターと同じで昔のものを有り難がって使っています。
実は先日、部品取りのターンテーブルを仕入れました。私の愛用品は1970年代製なので、いつ何があるかわからない状態なのがその理由です。
ところが、我が家に着いて確認してみると、なんと巷では高級カートリッジとされているSHUREの V-15 TYPE Ⅲが付属されているじゃないですか!
こちらもオリジナルは1960年代の設計で、今回のものは1973年あたりに改良されたものですが、岩手・一宮のジャズ喫茶BASIEでも使われているため、1990年代まで改良されたものよりも人気があります。
BASIEで使われていたVN35EとVN35MRという純正針が廃盤になり、国産メーカーのJICOがVN35EBNという代替モデルを販売しており、現在でもハイパフォーマンスモデルとして使うことができます。
針が高くて日常使いは出来ないんですが、宝くじに当たったくらい嬉しいです。大切にしたいと思います。