見出し画像

「言葉を話せないからこそ」って本当?

【要約】
ペットの高齢化に伴い、健康診断の需要が増加しています。
名古屋市の動物病院では、人間用のCT機器を導入し、がんなどの早期発見に努めています。言葉を話せないペットの健康維持には、定期的な検診が重要です。

https://news.ntv.co.jp/category/life/ct0d0e2ee51c4e48488dc1e3690d83a3d2

ペットの健康診断の話になると、よく聞くフレーズ。

「動物は言葉を話せません」

でも、健康診断を受けさせる理由って、
「言葉を話せないから」じゃなくて、
「この子に、元気でいてほしいから」 じゃないでしょうか?

小児科で「赤ちゃんは言葉を話せません」と
特別に強調することは、あまりありません。

親が毎日そばにいて、泣き方や仕草、
ちょっとした違和感から、体調の変化を感じ取るから。

動物では・・・?
言葉はなくても、
表情、仕草、食欲、動き方——
毎日一緒にいるからこそ、
「いつもと違うかも?」と気づけることがあると思います。

健康診断はもちろん大切。

でも、「週に1回体重を測る」 など、
おうちでできることも意外と多い。

「健康を診断する」って、本当に難しい。
だからこそ、日々の積み重ねが大事なんだと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

山本健二(Kenji Yamamoto, 獣医師やまけん)
🐾 応援ありがとうございます!🐾 このnoteが少しでもお役に立てたなら、とても嬉しいです。 チップは運営や新しい記事作成の励みになります。 無理のない範囲で応援いただけると、さらに充実した情報をお届けできます! いつも読んでくださり、本当にありがとうございます!✨