人の為が、自分の為。無理をしない新規事業の作り方。
起業したいとか、自分の事業を作りたいとか。副業でも同じことですし、会社員でも同じことなのですが…事業と呼ばれるもの全てに共通する考え方があるのです。
「なんでも良いから、手っ取り早くお金持ちになれるものないですか?」とか、「これだけやっておけば成功するって事業はないですか?」みたいな質問をする人は僕のところには来ないです。なぜって、僕が金持ちではないからでしょうかね。
金持ちになりたい人は僕のnoteを読む必要は無いと思います。
でも、人に恨まれたり、妬まれたりしないで幸せになりたい。とか、それなりに家族を食わせていけるくらいの収入を得たいとか、適度にストレスがたまらないで、毎朝起きたときに「今日は何しよっかな??」って思えるような働き方をしたい方には最適だと思います。ジョギングしたり運転したり…思いついた時に、思いつくままにメモしておいて空き時間に書き残すようにしています。
やっているだけで幸せになる事業の基本
企業や副業を考えている方。
いま、どんな事業を考えていますか?
まだ、何も考えていないとか、いま探しているという方。それなりに幸せに暮らせるために、「自分が何をすると幸せに過ごせるのか」を知っておくと良いと思います。
そしてそれが、結果的に「人を幸せにする」という事業が最高です。
「そんなの簡単に見つかったらわけないよ」
例えば、珈琲をいれることを仕事にする場合。自分が珈琲を淹れるのが好きなのだったら自分は幸せ。
その幸せな空間にやってくる人に幸せになってもらえたら…とっても幸せな事業ですよね?
順番が逆だとどうでしょう?人を幸せにするために場を作る。人に認めてもらって初めて自分の幸せを感じるのって幸せなようなのですが、人が認めてくれないと幸せになれないんですよね。
同じように感じるかも知れないけど、自分がそれをやり続けていて幸せなことは、儲かっても、儲からなくってもやり続けられるし幸せでいられるんです。
でも、人に認めてもらって、その時初めて幸せだと感じる事業をやっている場合はうまくいっている時はいいけど、そうでないときは幸せを感じられないまずなのです。
そもそも事業とは
そもそも、「事業」というもは、金になるとかならないとか関係なく何かをすることを指しているはずなんですよね。
でも、いつの間にか頭の中に、金を稼ぐものが事業で、そうではないものはボランティアって区分ができてしまっています。少なくとも、僕は会社員の時にはそう感じていました。
町内会の掃除とかドブさらいって面倒な仕事です。これは、町内会の事業であって、きっとお金は生まれませんよね。もしかしたら、町会費の中から参加者だけにお茶が配られるとかそういうのはあるかも知れませんけどね。
「みんなが快適に生活できるために環境美化に努めましょう」って。
僕たちは、子どもの頃からこうした概念を植え付けらながら大人になってきました。
集団行動における一般常識や共通概念、躾(しつけ)といったもので考え方を共有されてきているんですよね。
でも、ここ最近は価値観が大きく変化したり多様化してきたりしていて「みんなと同じことをしていればいい」とか「皆やっているんだから黙ってやりましょう」とかそうした考え方に賛同できない人が増えています。
また、そうしたことを求められたときに「同調圧力」という言葉で、これまでの社会では当たり前だった義務を放棄する人たちが増えているように感じます。
実際、町内会で会社でも掃除しない人とか片付けできない人って多いですよね…
思い返してみてください。たぶん、身の回りにこうした問題ってたくさんあるんです。
これらの解決が全て事業(この場合はビジネス)になると考えています。
ビジネスの種
僕の会社ではスタッフに「皆の抱えている課題を見つけてきてごらん。それらすべてが事業になるから」と話します。
事業の中でも「ボランティア」に近い領域のものが多いでしょう。時には、お金が生まれるものもある共います。
そうした、お金を指標にした価値観を取り除いてみたときに、いくつも事業を生み出せる環境が残ります。
この事業の山の中から、自分が「お金もらわなくってもやりたい」ってものだけをピックアップしてみてください。
それをやり続けると自分が幸せになる事業に囲まれる状況になるはずです。
「それじゃ、飯食えないよ」「生活できないじゃん」
って思いますよね。
当然です。
ここから先が少しだけ知識と経験が必要になるところなのです。
年収1000万円かせいでいるビジネスマンでも、2億円もらっている会社オーナーでも知らない人は知らない事。
幸せなことだけやってちゃんと生活できる秘密
幸せなことだけやっていてもちゃんと生活できるためには、ちょっとした発想の転換と知識が必要です。
って言っても、怪しい壺を売るとか、変な教材を買ってくださいとは言いません。
以前にも、書かせていただきましたが自分の生存コストを知るという考え方がベースに必要なのです。
生存コストについては、リンク先の記事を読んでみてください。
生きていくのに必要なコストを算出してしまえば、無駄な出費を抑えることができます。
「それじゃ、人生に味もへったくれもないじゃん!!」
って思いますか?
でも、世の中の課題って、「誰かが何とかしなきゃいけないけど、みんなやりたくないこと」だったりするわけです。
そういうことを喜んで幸せそうな顔してやっている若者(じゃなくっても)をみて「こいう、ムカつく」って思いますか?
ちなみに…
僕は、「お前いつもニコニコして『自分はいいことやってます』って感じなのが鼻につく」とお酒の席で言われたことがあります。めちゃめちゃショックでしたが、これまで独立して14年経営者として働いてきて、12年今の編集の仕事をしてきて、その人以外にそういうことを言われたことがないです。
そして、その人とは仕事で一緒になる事もないので、僕の人生にとっては居てもいなくても構わない人です。そんな人に言われたこと気にする方がおかしいですよね(って、僕は一生忘れないんだろうなと思いますが…)。
まぁ、普通の人はみんなが困っていることを率先してやってくれる人。しかも気持ちよくかかわってくれる人を邪険にしません。
しかも、自分にとってみたら「いくらやっても飽きがこない事業」なのであればなおの事。
生活に必要な最低限のコストを意識しながら、(アルバイト並行でも良いと思いますが)みんなの困っていることを解決していったら頼られる存在になります。
その段階でみんなは考え始めます。
「こいつ良いやつだけど、どうやってお礼を返してあげたらいいのかな」って。
次のステップ「見返りを求めない」
その時に、あなたはマックでアルバイトをしているかも知れません。バイト先に来てくれる人もいるでしょう。保険のセールスをしているかも知れません。その場合は、必要な時に相談してくれるかも知れません。
ここで大切なのは押し付けがましくならない事。
自分がやりたいことをやっているだけなので、「なんだよあんなに人のために尽くしたのに、みんな冷たいな」って言っている人をよく見かけます。その人はもう少し我慢すべきだったんです。
もっと言えば、
「見返りを期待しているってことは、本当に自分の好きなことではなかったんじゃないの??」ってことなんです。
子育てだってそうですよね。
子どもに見返りを期待してうまくいくはずないじゃないですか。
自分が子どもを作りたくって作ったんですから。子どもに認めてほしくって子育てしていたら、幸せになれるはずないですよね。
自分が好きなことをやっていて幸せ。そのために助かったって人が支えてくれて飯が食えるようになったらもっと幸せ。ってくらいの感じがいいんです。そうしたら、贅沢しようとか考える必要ないですよね。
以前に、キャッシュポイントって話を書かせていただきましたが、自分の事業でお金を払うべきものが分かっている状況をちゃんと作っておけば、営業して売り込んだり、広告媒体に掲載して新規客を集めなくってもあなたの周りにたくさんの人がやってきてくれるようになると思いますよ。