「デジタル」の先にあるのは「アナログの極み」
こんばんは!マーケロボでカスタマーサクセスをしている山縣(@shoyaatg11)です。
今まで触れていませんでしたが、実は会社でマガジンを運営しており、フロントメンバーを中心に社員で毎日note更新しています。
営業面で言うと、note経由のサイト流入が増えてきたなーとGAを見ながら思っているのですが、採用面だと物凄く効果が出ています。
おすすめなので、皆さんも是非会社でチャレンジしてみてください!採用サイトの記事コンテンツも重要ですが、求職者は日々更新しているnoteに出てくるような日常のパーソナリティを知りたいんだなとつくづく感じています。
さて、そんなマーケロボのマガジンですが、今週はオンライン営業についてです。まぁオンラインでの営業が普及していくわけですが、結論、デジタルの先にあるのは「究極のアナログ」なんですよ。デジタルやオンラインでのやりとりは手段に過ぎないですし、もっと本質的な部分について触れていこうと思います。
キャズムを超えた!
最近コロナウイルスの関係で営業DX(デジタルトランスフォーメーション)の相談がかなり増えてきていますが、その中でも対面営業以外でいかに顧客にアプローチをしていくか?に関して、かなり進み始めた印象を受けています。
今までは正直提案しても、声掛けしてもなかなか進まず、苦労をしていましたが、今は「そうせざるを得ない状況」なので、次々にお声がけいただいております。
そういう意味でもこの「コロナ」という大問題が、日本を劇的に変化させる歴史的なきっかけを作っているのだと感じています。
それに伴って5Gも注目されています。
3月末には各社から5G商用化に関する発表がありましたが、これから1-2年は、誰がどう考えても「デジタル変革」の年になるでしょう。
先日、ワインの製造・販売をしている父親から連絡があり、在宅ワーク時の社内オンライン飲み会に関する電話(質問)がきた時に、「時代は変わった。」と確信しました。
ECも強化していくとのことだったので、定例MTG組むなど、全体的に、無料コンサルくらいしても良いかなと考えています。(今の自分があるのは父親のおかげでもあるので)
あと、国産(広島)のワイン超絶美味しいので!
話がそれましたが、今後は確実に進んでいくため、取り組み始めた会社と、現状維持で変化しない会社では大きな差が開くのは間違いないです。
オンライン営業で幸せになった1年前。
そんな中、営業DXの第一歩として、zoomやベルフェイスなどのオンライン営業が浸透してきましたよね。個人的には2018?17年くらいか覚えていないですが、ずっとオンライン営業やMTGをやってきているのでやっとキャズムを超える時がきたか!という感覚です。
1年以上前の記事になりますが、オンライン営業への感謝の思いを綴っていました。
ざっくりまとめると、当時、1ヵ月に10-15日は出張に行っていたのですが、そんな生活がガラッと変わって幸せになったという話が書いてあります。
仕事をするのが大好きですし、許されるのであれば24時間365日働いていたいのですが、もちろん奥さんとの時間も大事にしたいですし、子供との時間も大事にしたいので、「1分1秒を大事にする」というのが、自分らしい働き方なのかなと。
良いこと言ってますね、今の自分にちゃんと聞かせてあげたいです。
ちなみに、この時オンライン営業に対して、下記のような発言をしていますが、ここが重要なポイントです。
もちろんベルフェイスには導入するメリットとして、
▪️商談数を増やすことが出来る
▪️リードタイムが短くなる
▪️出張費が削減出来る
など多くのメリットがありましたが、私にとってはお客様のことを考える時間が増えたり、家族との時間が増えたり、体調が良くなったことに関するインパクトが強く、本当に感謝しています。
「デジタルによって、アナログの時間を大事にすることができた」ということが、今の考え方の根底にある軸になっていたのだと思います。
「デジタル化」は「アナログの極み」を生み出す
結局、オンライン営業にしてもAIにしても同じですが、デジタル化が進むことで「アナログへの原点回帰」が起こります。
デジタル化が進んできて、アナログがデジタルに置きかわり、全てが効率化されていくわけなんてないですよね。
置きかわるのは、「機械ができること(得意とすること)」であり、その空いた時間を使って顧客と接する貴重なアナログの時間が増えるわけです。
デジタル化が進めば進むほど、「アナログの重要度」が際立ちます。
これは、多くの就活生もそうですし、アナログから脱却できないベテラン営業マンにも該当しますが、最後に勝負を決めるのは「人」ですよ。
マーケティング的に言うと、そんな「デジタルだけで済まそうとする世界」と「LTV」はトレードオフなんです。
なので、アフターコロナを考えていくのであれば、訪問すべき大事なMTGは顔を合わせてがっつり話をして、簡単な打ち合わせであればわざわざ訪問しなくてもzoomで済ませてその時間を誰かとの大事な時間に使うなど、目的に合わせて使い分けすることも大事ですね。
冒頭で、ここ1-2年は本当の意味で「デジタル変革」の年になるとお伝えしましたが、この変革の先にあるのは「アナログの極み」。ここを間違えないようにしていつまでも「人」との繋がりや関係を大事にしていこうと、日々感じています。