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多読より精読の人にオススメ!今話題のペア読書をやってみたら、想像以上の効果だった

こんにちは。gataです。

先日の自己紹介で少しだけペア読書について触れましたが、ざっくりとしか記載していなかったので実際にやってみた結果をもう少し詳しくお伝えしようと思います。

↓ペア読書を知らない方はこちら
この記事を見てなんとなく良さそうだなーと思って試してみたら、私はハマってしまいました!

ペア読書とは

こんな人におすすめ!
●本を読むことが好きで、新しい読み方に挑戦したい人
●子育てや仕事でなかなか読書の時間が取れていない人
●1冊の本からより多くの情報を得たい人(多読より精読)

特にお伝えしたいのは、3つ目の内容です。30分で1冊読み切るという内容から多読と相性が良いのではないか?という印象を持つ方が多いと思いますが、個人的には精読派の人に合っていると思います!
※あくまで個人の感想です

ここではペア読書をやってみて感じた「メリット」について述べたいと思います。

【メリット】
1、インプットの量が増加する(量)
2、理解が深まる(質)
3、時間がコントロール出来る(時間)

1、インプットの量が増加する

ペア読書の最大の特徴は”時間を決めて読み切る”ことです。

仕事もそうですが、何事も時間を決めてやった方が効率良く終わらせることが出来ますよね。

本に関しては時間を決めて読み切ることはあまりないかもしれませんが、だらだら読んでいると、こんなことありませんか?

・眠たくなる(子育て世代だと深夜に読まざるを得ないことも多い)
・集中力が切れる(集中力はだいたい15分くらいから低下するそうです)

だからこそ集中して30分という短い時間でやるとちょうど良いです。これからお伝えしますが、結果、多くのことを吸収することが出来るわけですね。

普段あまり速読しない人からすると、速読するとインプットの量が減ってしまうのではないか?という疑問が出てくるかもしれません。

結論、ペア読書の場合増えます。

ちなみに、普段本を読まなかったり、全部読まないといけないと思っている人に多いですが、「より多くインプットするため、情報をしっかりと拾いながら丁寧に読みたいんです!」という話も良く聞きます。
著者が大好きでじっくり読みたいなら話は別ですが、もし思っていた本と違ったら読むのがキツくなりますし、前半は面白くないけど、後半から面白くなっていくパターンもあります。
なので、良い本かどうかを把握してからじっくり読むことをお勧めします。私も速読した後に、良い本だったらじっくり読みますがインプット最大化にも繋がります!

なぜ、ペア読書の方がインプットが増えるかと言うと、読んだ後に「この本を一言でまとめると…」という会話からディスカッションがスタートしていくからです。

そのため、ディスカッションを意識した読み方をするようになります。

この本ってどういうことが言いたんだろう?
1分くらいにまとめると何が書いてある本なんだろう?

ということを30分間考えながら読みます。時間の制限もあるため、重要な部分や議論になりそうな部分をかいつまんで読んでいくので、大事な部分を効率よくインプット出来ます。

議論をするためにPCでメモ書きをしながら読む人が多いと思いますが、大事な部分や気になった部分をディスカッション用にピックアップするので、読んだ後印象に残っていますし、ペアの意見を聞くことで1人では得ることが出来なかった情報や考え方までインプット出来るという一石二鳥な読書方法なのです!

(メモ)この内容はあとで話したい /この部分はどのように考えるだろうな
(議論)私は〇〇というように感じたけど、あなたはどう思いますか?

上記のやりとりをするだけで、2段階構造のインプットを得ることが出来るということですね。その結果、実践に活かせることも多いはず。

2、理解が深まる

1で述べた内容も似ているのですが、ここでお伝えしたいのは、著者の意見やノウハウに対して多角的に考えることが出来るということです。

1人で読む時は、流し読みする時もあれば、鉛筆で線を引いたりメモ書きをしながらしっかりと読むこともあると思いますが、半年後、1年後に見返した時に、

●どういう内容の本だったっけ?
●この本ってどんなことを吸収して実践したんだっけな?

と思うことはないでしょうか。線を引いたりドッグイヤーしている場合はパラパラと本をめくりながら「あー、この時こんなこと感じていたのか」とその当時読んでいた時のことを思い出す、ということは多いですよね。

以前読んだ時から時間が経っていれば、また違った視点で考えることも出来ますが、これは自分自身が感じたことであるため、考える角度が似ていることも多いと感じますし、タイムラグが発生します。

これが、読んだ直後に相手に「どう感じたか?」という質問を投げるだけで即座に新たな発見をすることが出来ます。

実際に、「その視点では全く考えてなかった!具体的に聞かせて!」という会話が多いため、ここから新しい学びが生まれます。2回目に精読する時はディスカッションの内容を含めて読み進めるので見え方が変わってきます。
これに関しては実際に体験するのが早いと思いますので、是非チャレンジしてみてください!

エビングハウスの法則でもあるように、人の記憶は、20分後に42% → 1時間後に56% → 1日後に67%を忘れてしまうので、ディスカッションありきの読書というのは、記憶に残る読書方法だと思います。

3、時間をコントロール出来る

個人的にはここが魅力的です!
・読むのに30分
・議論するのに30分
合計1時間あれば出来ます!早めに出社して同僚とやるのもオススメです。

私のように子育てをしている人だと、ゆっくり読もう!と思っても子供が熱を出したり、家族との時間を作ったりとなかなか時間をコントロール出来ず、意図した読み方が出来ないことも多いのではないでしょうか。

それなのに、本が好きだから読みたい本を見つけてしまったら買ってしまい、読まずに積み重なっているものもあります。

そんな時は、日程決めてペア読書がオススメです!

2人ですることによってやっぱり後回しにしよう。。。ということもなくなりますし、時間も使わないのでサクッと読めます。

読んだ後、自分は面白くないと感じたけど、ペアは面白いと感じたかもしれません。それはそれで、なぜ面白いと思ったかの議論になります。

ペアの意見を聞いてもう一度しっかり読みたいと思えば、時間作りながら読めば良いですし、それでも興味持てなかったら読まなければ良いですし。

実際、1人でやる速読でも全然良いんですけど、ペア読書で速読した方が、インプット/アウトプットの質と量が高いですし、自分から誘っておいてやっぱりやらないということはしたくないという性格から考えて、ペア読書の方が好きです。

まとめ

1人で読書する方が自分のペースで読めますし、1回目から精読する人もいると思います。本によって読み方を変える人も多いでしょう。

ただ、ディスカッションありきの読書というのが今までのインプットの仕方とは違いますし、そこから気づけることは本当に多いです。

速読

ディスカッション

精読

これをすることで、精読時に、自分と全く違う意見を深掘ってみたり、ディスカッションを通して出てきたメモを見ながら読むとまたひと味もふた味も違うわけです。

人の意見をくわえながら読むことが出来るという点で、精読が好きな人はもっと本を楽しめるはずです!

もしこのnoteを読んで少しでも興味があったり、同じ悩みを持っている方がいたら試していただけると嬉しいです。

#読書 #ペア読書 #精読 #熟読  

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山縣 昇也
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