【2022年12月新刊のご案内】『新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法』他6冊
冬の足音が聞こえてくるように、少しずつ寒くなってきました。
年末の忙しい時期。
ほっと一休みに、新しいことを知るために、本を開くのはいかがでしょう?
※発売日はAmazonなどWEB書店の日付に準じます。
<12月2日発売>
『オールロードバイク・レボリューション』
ヤン・ハイネ著、北澤 肯・高部 智弘・星 寛訳
タイヤ幅が細く荷物もほとんどもたない、服装やヘルメットも特徴的。ロードバイクってそんなイメージがありませんか?
ここ最近では、太いタイヤで、舗装・未舗装を問わない走行性能と走破性を兼ね備える「グラベルバイク」のムーブメントが盛り上がりを見せています。
本書では、自身もサイクリストで、自転車タイヤ/パーツのブランドを主宰し、アメリカの自転車雑誌・編集長であるヤン・ハイネ氏が、グラベル、オールロードバイクの魅力や優れたパフォーマンス性、自転車という乗り物の形態・構造、身体的効果の連関を、ロジカルかつ平明に解説します。
<12月17日発売>
『プロの履歴書からわかる 生きものの仕事』
松橋 利光著
生きもののお仕事につけますか? もちろんつけます!
動物園や水族館の飼育員さん、身近な犬・猫のお医者さんである獣医さん。
動物に関わるお仕事はたくさんあれど、そのなり方はよくわからない、知らない人も多いのでは。
どんな勉強が必要なのか? 必要な資格はあるのか?など仕事につくまでから、仕事のやりがいまで。
生きもののプロフェッショナルたちが、履歴書形式で紹介します!
<12月17日発売>
『新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法』
馬場 友希、福田 宏編
Twitterの生き物好きの間で話題になったハッシュタグ、「#新種発見のエピソード」に寄せられたお話を中心に、21人の新種発見のエピソードを紹介します!
発見者は4歳~研究者まで、発見地は南西諸島~北海道まで、時には自宅の駐車場でも。
昆虫、鳥、貝に魚に植物、はたまた古生物まで、19種類の生物が登場します。
本書を読めば、あなたもきっと新種を見つけられますよ!
<12月17日発売>
『WILDERNESS AND RISK 荒ぶる自然と人間をめぐる10のエピソード』
ジョン・クラカワー著、井上 大剛訳
火星の生命の謎を解くために、北米大陸でもっとも深い洞窟に潜るNASAの研究者。
本能に突き動かされるままに、70歳近くになっても未踏ルートに挑みつづける老登山家……。
それぞれの理由を胸に、極限の自然に挑む人間たち。
荒ぶる自然と対峙したとき、彼らは何を考え、どう行動するのか?
そして人間と自然の関係は、時代とともにどのように変わってきたのか?
『空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日』や『荒野へ』の著作で知られる、アメリカの人気ジャーナリスト、ジョン・クラカワーによる、自然と人をめぐる10のエピソードを収録したエッセイ集です。
<12月17日発売>
『地球外生命を探る 生命は何処でどのように生まれたのか』
松井 孝典著
生命の誕生という宇宙最大の謎を、最先端の知見で明かす。
地球だけでなく、この宇宙は生命に満ち溢れている。
ウイルスは人類の祖先なのか?
NHKラジオで放送された名講義を書籍化!
<12月19日発売>
『ヤマケイ文庫 潮風の下で』
レイチェル・カーソン著、上遠 恵子訳
古典的ベストセラー『沈黙の春』、『センス・オブ・ワンダー』の著者レイチェル・カーソンが、海のエコロジーの魅力を伝えた処女作を復刊!
アメリカ漁業局に勤めながら綴った科学と詩情を織り交ぜた名文により、誰もが海辺に生きる生き物の視点で世界を見ることの豊かさと、見事な命のつながりのドラマに引き込まれていきます。
エコロジーの時代に誰もが一度は読むべき不急の名著!
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忙しい年末、読むのが楽しみな1冊とともに乗り切りましょう!