新刊のご案内【2022年8月発売】
8月に入り、暑さ以外にもお出かけが心配な日が続きますね。
そんな日々に涼しさを!
ヤマケイの本、8月の新刊2冊は、「にほんの海の美しさ」と「異界・屋久島」がキーワード。
さっそくご紹介いたします!
※発売日はAmazonなどWEB書店の日付に準じます。
<8月12日発売>
『にほんの海 日本列島海中景色紀行』
鍵井 靖章 著
海の中の風景って、どんなものかすぐにイメージできますか?
水が青くて、魚が泳いでいて、場所によってはサンゴ礁があって・・・?
その青さの濃淡や泳いでいる魚たち、海底の景色など、場所によって様々。
普段なかなかお目にかかれない日本の豊かな海の風景を再発見できる、写真集を発売します!
世界中の美しい海中風景を撮影してきた水中写真家・鍵井靖章さんが、改めて日本の海を縦断。
美しいサンゴ礁の南西諸島から、黒潮に乗って北上し、九州、四国、太平洋沿岸から親潮の当たる東北・三陸の海…
そして、流氷の北海道の海までを地域ごとに紹介する写真集です。
あなたの知らない日本の海の絶景とそこに生きる生きものたちが登場します。
特殊インキを用いた印刷で、独特で美しい「鍵井ブルー」を存分に表現した1冊です!
<8月12日発売>
『屋久島トワイライト』
樋口 明雄 著、山田 章博 カバー挿画
「超」怖い話シリーズなどの実話怪談も執筆してきた作家・樋口氏による、山岳伝奇ホラー小説。
『還らざる聖域』(角川春樹事務所、2021年)に続く、「屋久島山岳ガイド狩野哲也シリーズ」の第2作目に当たる作品です。
登場人物の重なりはありますが、前作は本格冒険小説、本作は伝奇ホラーとジャンルをまたぎ、どちらを先に読んでも楽しむことができます。
オカルト雑誌<オーパーツ>の編集者である野々村舞は、伝説や実話怪談を集めて記事にするため、屋久島を訪れます。
ツアーガイドの狩野哲也とともに、“河童博士”や口寄せを行う巫女に会った後、屋久島最高峰の宮之浦岳縦走へと向かう舞。
彼女はそこで、不思議な世界に迷い込んでしまい…?
「この島には異世界がたくさんあるんです。それぞれ別々の場所にあって、複雑に重なり合ってる。
けれども、どの世界もふつうの人間には立ち入ることができないんです」 (本書より)
カバー挿画は「十二国記」シリーズなどで著名な山田章博さん。
伝説の妖怪・山姫を中心に、異界・屋久島の姿が鮮やかに描かれています。
美しい海と怪奇ホラー、夏に読みたいヤマケイの本、新刊です。
気になった方はぜひお近くの本屋さんや、WEBからご購入ください!