メタデータとフラシーボ効果。そして美味しいご飯の炊き方とは?
今回は過去の経験の話からは全く脱線してしまう話になりますが、何となくへぇーと思ってもらえるかなというお話をさせて頂きたいと思います。
そして私がどういう人間なのか?をわかってもらえたら幸いです(笑)
メタデータという言葉は何となく聞いた事があるかと思いますが、
メタデータ(metadata)、メタ情報とは、メタなデータ、すなわちデータについてのデータという意味で、あるデータが付随して持つそのデータ自身についての付加的なデータを指す。(参照:wikipedia)
と、あります。
エビデンスという言葉も耳にされたことがあると思います。
エビデンスとは、証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 "evidence" に由来する、外来の日本語。一般用語として使われることは少なく、多くは、以下に示す分野における学術用語や業界用語としてそれぞれに異なる意味合いで使われている(参照:wikipedia)
何か1つの事柄に対して、なぜそうなのか?を示すものがエビデンス。そのエビデンスの信頼性をはかるデータにも種類があります。
まずは専門家の意見。医者などもこの部類に含まれますが、あの人とこの人で言ってることが違くてどっちなんだろ?みたいな事ってありますよね?
そこで次に出てくるのが観察研究。例えば何かの食品が健康的だと仮定した時にその食品を常に摂取している人としていない人でのデータです。
しかしこのデータはその他にも健康的な習慣(運動)があるケースもあるのでやや信頼に乏しい。情報番組などで特集するのはこのパターンが多いように思います。
次に出てくるのがランダム実験です。年齢・性別・職業などバラバラな人たちにその食材を摂取するグループと摂取しないグループに分けて経過を観察する方法。テレビなどで芸能人が実践してるのはこのパターンに当てはまりますね。
そして最後がメタデータです。この様々な研究のデータを更に検証したのがメタデータになるので信頼性が高いという事になります。
今まで専門家の人に言われても、いまいちシックリと来なかった事が多かった私にとって、このメタデータや科学的根拠が今は信頼が於ける情報になっています。
少し長くなってきましたが、先日、私が悩んで調べた事で面白い事があったのでお話したいと思います。
何を調べたかというとズバリ【美味しいご飯の炊き方】です(笑)
炊飯器って今は色々な種類があって何が良いのかわからないですよね?
そこで科学的にはどうなのかと思い調べてみたんです。
まずは釜の材質ですよね。今はバーミキュラなどのホーロー鍋や土鍋の釜など色々ありますが、ご飯を美味しく炊くには一気に火力を上げて短時間で炊くというのが科学的には美味しいとされているようです。何故かというと温度が一気に高くならないと粘り気が出過ぎてしまうという事と、熱伝導率が悪いと炊き方にムラが出てしまうという2点。
一部のメーカーでおどり炊きなんてネーミングをしているメーカーもありますが、圧を掛けて熱を高めて釜の中を対流させる事でムラをなくす為なんだなと。
なので熱伝導率の良さで選ぶのが良いみたいです。
次に材質による熱伝導率の違いは以下の通りです。
銀 420
銅 398
金 320
アルミ 236
真鍮 106
鉄 84
ステンレス/クローム系 26
チタン 22
陶器 1~1.6
一般的な材質で考えると≪銅≫が群を抜いてますよね。
そう考えると名店の玉子焼き機などで銅を使っているような気がしますよね。
そうなれば銅の釜であれば高くて機能がある炊飯器は必要ない。という結論に達しました。
土鍋で炊くご飯て何となく美味しい様な印象がありますよね?しかし、土鍋は熱伝導率が良くないので調整が難しいんですよね。
次に気になったのは米の浸水時間です。
よく夏場は30分、冬場は1時間という通説は皆さんご存知だと思いますが、これを味覚センサーを用いて検証されている方を見つけたのでご紹介したいと思います。
味博士の研修所というブログです。
ブログはコチラ → https://aissy.co.jp/ajihakase/blog
もう、ホントにこのブログは面白すぎます。
浸水時間による比較はこちらを参照して頂けたらと思います。
ここまで色々なお話をさせて頂きましたが、最終的には【好み】になってしまうんですね。
私が今回何を言いたかったかというと、価格や宣伝などイメージにとらわれず、商品の価値を正しく理解したうえで、自分の好みに合ったものを見つけてもらいたい。という事でした。
次回はまじめに採用活動についての話題に触れてみたいと思います。
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