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自分を取り戻すための作戦:聖書をめぐる旅 11/30
11/30(火) こんばんは!札幌の夜は雨です。今日から歴代誌に入ります。聖書をめぐる旅を続けていますが、次から次へと王様が変わる世界を通り抜けて、この歴代誌は、礼拝の民イスラエルの再建がテーマです。詩編79編は、7倍の仕返しです。お付き合いください。
歴代誌上1章
1アダム、セト、エノシュ、 2ケナン、マハラルエル、イエレド、 3エノク、メトシェラ、レメク、 4ノア、セム、ハム、ヤフェト。
24セム、アルパクシャド、シェラ、 25エベル、ペレグ、レウ、 26セルグ、ナホル、テラ、 27アブラム、これがアブラハムである。
→
自信をなくした人が自分を取り戻すためには、どうしたらいいでしょうか?
神様がとられた作戦は、自分のルーツを知らせることでした。
この歴代誌のはじめ、人の名前が連なり、頭が混乱しますが、これは国を追い出されたイスラエルの民が自分のアイデンティティを取り戻すためのものです。
確かに私たちも自分が何者かを知るためには、過去にさかのぼりルーツを探すのかもしれません。
たくさんの名前の中で、鍵となる人がいます。それは、アダムからセトへ
ノアからセム、そしてアブラハムです。
このアブラハムは、神様の声に従って故郷を旅立ちました。
その言葉とは、
「わたしはあなたを大いなる国民にし
あなたを祝福し、あなたの名を高める
祝福の源となるように。」(創世記12章:2)
10クシュにはまた、ニムロドが生まれた。ニムロドは地上で最初の勇士となった。
→ここにバベルの塔を建てたニムロドが登場します。創造主を認めない人間の動きは、こんなに早い時期からも続いています。しかし、この動きも聖書に書かれていることから神様の手の中にあると言えます。
詩編79編
神よ、異国の民があなたの嗣業を襲い
あなたの聖なる神殿を汚し
エルサレムを瓦礫の山としました。
2あなたの僕らの死体を空の鳥の餌とし
あなたの慈しみに生きた人々の肉を
地の獣らの餌としました。
3彼らは、エルサレムの周囲に
この人々の血を水のように流します。
12主よ、近隣の民のふところに
あなたを辱めた彼らの辱めを
七倍にして返してください。
13わたしたちはあなたの民
あなたに養われる羊の群れ。
とこしえに、あなたに感謝をささげ
代々に、あなたの栄誉を語り伝えます。
→
瓦礫の山となったエルサレムの没落が語られています。
しかし、この都を立ち上がらせるのは、人間ではありません。
主なる神様が背後で動いておられます。
古い荒廃の跡を新しくするのが神様です。
神様は愛の神様と語られることが多いですが、この場所では、
辱めを七倍にして返すことが語られています。
人間に対して七倍を返すのではなく、
人間を罪の奴隷にしようとする悪魔に対して、
七倍の力で縛ることをイエスキリストの名前で宣言します。
神様の人間を救おうとする思いは、本気モードです。
神様の民を陥れたら、怒られるのは神様ご自身です。
<参考資料:牧師の書斎 >