大クイズ大会:聖書をめぐる旅 10/23
10/23(土)
今日の聖書箇所は、紀元前1000年ころの大クイズ大会と、今も昔も変わらず「空気を悪くする」ものについて考える内容でした。
列王記上10章
1シェバの女王は主の御名によるソロモンの名声を聞き、難問をもって彼を試そうとしてやって来た。 2彼女は極めて大勢の随員を伴い、香料、非常に多くの金、宝石をらくだに積んでエルサレムに来た。ソロモンのところに来ると、彼女はあらかじめ考えておいたすべての質問を浴びせたが、 3ソロモンはそのすべてに解答を与えた。王に分からない事、答えられない事は何一つなかった。
→シェバの女王を調べると、アラビア半島の南端イエメンのあたりにあった国の女王ということでした。この出来事は紀元前1000年ころと記載があります。難問の数々を用意して女王がソロモンの元にやってくるというのは、威信をかけたクイズ大会のようにも思います。また、ソロモンの知恵が本物であるならば、この知恵とつながることに外国の人たちは大きな魅力を感じたのかもしれません。ソロモンは全問に応え、たくさんの宝の贈り物を受け取ったとあります。
詩編41章
敵はわたしを苦しめようとして言います。
「早く死んでその名も消えうせるがよい。」
7見舞いに来れば、むなしいことを言いますが
心に悪意を満たし、外に出ればそれを口にします。
8わたしを憎む者は皆、集まってささやき
わたしに災いを謀っています。
9「呪いに取りつかれて床に就いた。
二度と起き上がれまい。」
10わたしの信頼していた仲間
わたしのパンを食べる者が
威張ってわたしを足げにします。
→悪口、陰口は人を追い詰めます。人がいないところで、ささやかれる悪口ほど人間関係を悪くするものはありません。職場の空気が悪いのは、悪口のせいではないかと思います。逆に、ポジティブな言葉を使うことで、空気はよくなります。聖書の中では、舌を制することは行動を制することであるとあります。悪口をいう人は、結果として自分が悪い行動を刈り取ることになります。
さて、ダビデはこの敵からの悪口に悩まされますが、人間の言葉を妨げる力強い言葉によって励まされます。それは、神様の御言葉です。