世界で一番傷んでいるのは?:聖書をめぐる旅 12/3
12/3(金)
今日の歴代誌4章は「痛み」という名前の主人公が登場します。
また、詩編82編は、天の法廷について考えてみます。
歴代誌上4章
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歴史の中に神様はキラッと耀く人物を置かれます。
彼の名は「痛み」、お母さんが出産の時に苦しんで産んだから。
「痛み」が何故、聖書に乗っているのか?
名前の珍しさよりも、彼の祈りが神様を動かされたからです。
神様の心を動かす祈りとは、次の4つ。
1 私を祝福してください
2 私の領土を広げてください
3 あなたの御手が共にありますように
4 災いから私を守り、苦しみを遠ざけてください
「私」のところに、「痛み」を当てはめると
1 「痛み」を祝福してください
2 「痛み」の領土を広げてください
3 あなたの御手が「痛み」と共にありますように
4 災いから「痛み」を守り、苦しみを遠ざけてください
と自虐的な祈りになります。
何故、この祈りを神様が聞かれたのでしょうか?
ふと、世界で一番傷んでいるのは、
もしかして神様なのではないか、
という思いにとなってきました。
自分が祝福するために創った人間が、
子どもに「痛み」という名前をつける、
神様ではなく人間が作った偶像を神のように拝む、
罪に振り回され死の鎖に繋がれている。
この現状に一番痛んでいるのは、創造主なる方です。
「痛み」の祈りに、神様ご自身が心を打たれたのかもしれません。
彼の名は「ヤベツ」です。
詩編82編
今日の聖書箇所は、リビングバイブルから見てみます。
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天の法廷とは、何でしょう。
ここでは、裁判官たちを裁いているように見えます。
この世の裁判官が、天の法廷で裁かれています。
なぜなら、裁判官が不正を行うことで、社会の土台が根本から揺らいでいるからです。
この世では裁判官を「神々」とか「いと高き神の子たち」と呼んでいるが、いずれは死んでしまうただの人間だと、神様は切り捨てています。
天の法廷で裁かれるのは、神様、そして人間を訴えるのは悪魔、しかし弁護者なる方イエス様が私たちを救ってくださいます。
救いは、イエスキリストのみです。
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