小さな村にすぎないが:聖書をめぐる旅 7/29
7/29(金)
小さな村、ベツレヘムからイスラエルの支配者が生まれることが預言されています。小さな者を用いられるのは、神様の業です。私の所属する教会も決して大きな群れではありませんが、天国につながる賛美が特徴的です。小さな村から、世界中へ。神様の戦略があるのだと思いました。
ミカ書5章
2「ベツレヘム・エフラテよ。
あなたはユダの小さな村にすぎないが、
永遠の昔から生きている、
イスラエルの支配者が生まれる地となる。」
7その時、イスラエルの国民は、
そっと下りる露や待ちに待った雨のように、
世界を潤してさわやかにする。
彼らはもはや人に望みを置かない。
8イスラエルはライオンのように強くなり、
その前で、世界の国々は羊のようにおとなしくなる。
ミカ書6章
3わたしの民よ、なぜ、わたしに背くのか。
わたしがどんな悪いことをしたというのだ。
なぜ我慢できなくなったのか。
はっきり答えよ。
4わたしはあなたをエジプトから連れ出し、
奴隷の鎖を断ち切った。
あなたを助けるために、
モーセ、アロン、ミリヤムを送ったのだ。
5わたしの民よ、忘れたのか。
モアブの王バラクが、ベオルの子バラムにのろわせて、
あなたを滅ぼそうとした時のことを。
わたしはバラムに、あなたをのろうどころか、
かえって祝福させたのだ。
このように幾度も、あなたに好意を示した。
シティムやギルガルで起こったことも、
そこであなたを祝福したことも、
みんな忘れてしまったのか。」
8神は望んでいることをあなたに告げました。
すなわち、えこひいきせず、公平で、
あわれみ深くあること、
また、謙遜にあなたの神と共に歩むことです。
→今日の聖書箇所で注目したのは5章7節の「世界を潤してさわやかにする」という御言葉です。昔のCM「スカッとさわやかコカ・コーラ」を思い出しますが、イスラエルがさわやかにする存在になるという表現はめずらしいと思いました。
5章2節には、ベツレヘムからイスラエルの支配者が生まれることが語られています。聖書の中に、このミカ書にしか書かれていないそうです。小さな村から偉大な救い主が生まれる、小さなものが祝福されるのは神様の業の特徴のようです。
また、6章では神様がイスラエルのために行ったことが端的に示されています。ポイントは「奴隷の鎖を断ち切った」「のろいに代えて祝福させた」ことです。イスラエルの歴史を見る時に、背後にある悪魔が人間にしていることが鎖につなぎ、のろいのレッテルを張ることだと気づきました。
神様はこれらを取り除いてきましたし、身体だけでなく霊的な意味での鎖を断ち切り、祝福するためにイエス様を送ってくださったのだと思います。
そして、神様が求めておられるのは、「あなたの神と共に歩むこと」とあります。
小さな群れから救い主が生まれ、悪魔の鎖を打ち砕き、のろいを祝福に変える。コカ・コーラのように全世界に福音が広がり、世界を潤しさわやかになる。これが、コカ・コーラの、いや神様のご計画です。
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