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わたしがあなたがたを造ったのだから:聖書をめぐる旅 5/3

5/3(火)
 よく言われることですが、人間がつくった神様ではなく、人間をつくった神様がおられます。そして、私たちが信じているのは、人間をつくった神様です。その方が、人間に対して責任を持ち、必ず救い出すことを宣言されています。神様の考えはシンプル、製造者の責任です。
(今日の聖書箇所からのイメージ曲はAmazing Loveです)
   

イザヤ書46章 

3「残ったすべてのイスラエル人よ、
わたしの言うことを聞け。
わたしはあなたがたを造り、
生まれる前から心にかけてきた。
4あなたがたが生きている間、
年をとり、頭が白くなっても、
わたしはあなたがたの神となる。
わたしがあなたがたを造ったのだから、
あなたがたを背負い、救い出そう。
8やましいところのある者よ、このことを忘れるな。
9わたしがはっきり何度も、
将来何が起こるか告げてきたことを
忘れてはならない。
わたしだけが神であり、
わたしのような者はいない。
10何が起こるかを教えることができるのは、
このわたしだけだ。
わたしの言ったことは、みなそのとおりになる。
心に決めたことはどんなことでも実行する。
13わたしはあなたがたを救う。
遠い将来ではなく、今すぐに。
すでにあなたがたを救う準備は整った。
わたしは、わたしの栄光である
エルサレムとイスラエルを再建する。

 神様と人間の関係がよくわかります。
神様が人間をつくった。
だから、人間がつまずいても、それを助け、救い出す。

 人間が造った自動車も、不具合があればリコールして、
製造元の販売店で修理をして、再び活用されます。
神様も同様です。人間に不具合があると、それを修理し
再び活用されるように作り直します。
自動車は人間が安全に移動する目的で作られました。しかし、運転する人によって、移動手段にもなり、人を傷つける凶器にもなります。神様がつくった人間も、内側にある考えで、神様の目的をなすものにも、人を傷つけるものにもなりえます。
この人間の不具合とは、作られた方に背を向けるという性質、すなわち罪です。人間を作られた神様は、この不具合を取り除くために、すでにイエスキリストの死という代償を支払ってくださいました。
私たちは、不具合があることを自覚し、神様が既に代価を支払われたことを信じることで、救われます。
これがグッドニュースです。

 人間がつくった神様ではなく、人間を作られた神様は、本気です。


イザヤ書47章

11だから、大きな災難が突然おまえに襲いかかる。
あまりに突然なので、
それがどこから来たのかわからない。
そのとき、おまえの罪をきよめる神への供え物はない。
おまえの罪に対する、
わたしの法廷での判決を聞け。
おまえは、『私だけが神だ。
天地が引っくり返っても、私が未亡人になるわけがない。子どもを失うこともない』とうそぶく。
9それも今のうちだ。
次の二つのことが、一日のうちに、
しかも、あっという間に実現する。
どんなにまじないや魔術に頼ってみても、
おまえは未亡人となり、子どもを失う。

 ここバビロンに対する神様の言葉です。
イスラエルを懲らしめるためにバビロンに渡したが、バビロンは手加減をしなかった。
それゆえ、神様はバビロンに対して、判決を言い渡されています。
それは、未亡人となり、子どもを失うということです。
頼りとする夫をなくし、未来の希望である子どもを失う。

頼りとしていた収入、守り、力を失い、未来の希望を失う。
すなわち、滅びに向かっていることがわかります。
神様は、すべて手中に収めておられます。


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