昼と夜の法則:聖書をめぐる旅 5/29
5/29(日)
エルサレムが再建され、メシアがこの地を統治する時がくるというのは、あるかないか不確定のことではなく、毎日昼と夜が来るように確実なことであると聖書の中に書かれています。
エレミヤ書32章
2そのころ、エレミヤは王宮の地下牢に閉じ込められており、バビロンの軍隊はエルサレムを包囲していました。 3ゼデキヤ王が彼をそこに閉じ込めたのは、彼があくまで、エルサレムはバビロンの王に占領され、 4ゼデキヤ王も捕まり、捕虜としてバビロンの王の前に連れ出され、さばかれると預言し続けたからです。
8ハナムエルは、そのとおり、牢にいるエレミヤを訪ね、こう頼みました。「ベニヤミンの地のアナトテにある、私の畑を買ってくれないか。法律によって、君にそれを買う優先権があるのだ。」私は、彼の言うことが間違いなく主から出たことを知りました。 9私は畑を買い、ハナムエルに銀貨十七枚を払いました。
バビロンにエルサレムが包囲されている時、預言者エレミヤは地下牢につながれていました。神様から、伝えられた言葉をそのまま伝えた結果です。
そこに、神様からの言葉があります。あなたのところにハナムエルがやってきて、畑を買ってほしいと頼む。エレミヤはこの畑を銀貨17枚で買い、その証書を壺に入れて厳重に保管するように伝えました。
これはやがて捕囚から解放されて、この地に戻りこの土地が買われるようになるという預言的行動です。牢屋に入りながら、土地を買うというのは特殊な光景です。
エレミヤ書33章
14イスラエルとユダに、わたしが約束しておいたすべての祝福の実現する日がくる。 15その時、わたしはダビデの真実の子を王にする。彼は正義をもって支配する。 16その日、ユダとエルサレムの人たちは安心して住み、『主は私たちの正義』という標語を掲げる。
25-26だが、わたしはこう答えよう。わたしが昼と夜、天と地の法則を変えないように、わたしの民を捨てるはずはない。わたしは決して、ユダヤ人とわたしのしもべダビデとを見限らない。また、ダビデの子がやがてアブラハム、イサク、ヤコブの子孫を支配するという計画を変えない。それどころか、彼らにあわれみをかけ、その財産を元どおりにする。」
エルサレムが再建されることは、昼と夜の法則、天と地の法則が変わらないことと同じだと神様は宣言されています。
朝に太陽が昇り、夜に太陽が沈むのを見るたびに、私たちはエルサレムが再建される希望を喜ぶことができます。また、この再建されるエルサレムには、ダビデの真実の子を王にすると語られています。この方こそ、メシアであるイエスキリストです。
主は私たちの正義なる方です。