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2018年ウラジオストク旅行記③スタローバヤで朝ごはん
到着日は寝るだけだったけど、二日目は朝から外へ繰り出すよ!
一日の始まりは朝食から。
予約したホテルのプランは朝食無しだったので外でとります。
ロシアにはスタローバヤという大衆食堂があるらしいと聞いて、とても楽しみにしていました。
私は各国の「普通の暮らし」とか「家庭料理」に興味があるので、大衆食堂には是非行きたいと思っていた。
さっそく食堂を探しに街へ…と言いたいところだけど、まずしなきゃいけないことがある。お金の確保だ。銀行で現金をゲットせねばね。
ロシアに来たのは初めてなのでカードがどれくらい使えるのかとか、セキュリティの実情とかがわからなかった。
なのでこの時の旅は基本的に現金を使っていたよ。
銀行がとてもかわいい
運のいい事に、ホテルのすぐそばには銀行があった。
外観がとても可愛らしい銀行。パステルカラーと白の配色で、砂糖菓子みたい。ロシアらしい建物だ。
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上の写真の右側に小さな赤いひさしが見えると思うんだけど、そこに時間外でも使えるATMが設置されていた。
海外でお金を引き出すとき、いつも背後が気になる。真後ろに道があると近づかれても気付けないのが怖いよね。
でもここは狙っているのかいないのか上手くできていて、背後の柵の後ろは地面がなくて、人が立てないようになっていた。ATMに向かってくる人は必ず視界の左側に見えるので、安心して使える。
引き出したのは日本円にして二万円くらい。これがこの旅の軍資金である。
そんな金額で足りるの?って思うでしょ?でもね、あまりお金のかかる場所がないのと、物価が安いからかあまりお金かからなかったよ!
スタローバヤで朝ごはん
ホテルを出たのはそんなに早朝じゃなかったけど、街はまあまあ静かだった。
おそロシア的な偏見で、早朝だって酔っ払いとかいるんでしょ…?って思ってたんだけど(←失礼)、ぜんぜんそんな事は無く、通勤の人たちと少しの観光客って感じの風景だった。
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ロシアに来て初めての食事。
事前にぐぐって調べておいたんだけど、行ったのは「8 Minut Stolovaya(Столовая Минут)」というお店。
さて、大衆食堂とはどんな感じだい…?
手元に写真があまり残っていなかったので、外観や内装はこちらを見てほしい。
外観はカフェ。店内は小さな食堂という感じ。
ショーケースの中にいろんな食べ物が並んでいて、店員さんによそってもらう感じ(サブウェイの注文カウンターがイメージとしては近い)。
ロシア語会話は全然できないので「Это, пожалуйста. (エータ、パジャールスタ)」これをください。と指さしながらお願いした。
量の調整をお願いする言葉を覚えていなかったので、しっかり盛られてプレートの上はてんこ盛りになった。
サブウェイと同じくショーケースの終着点が会計するところになっていて、順番にお金を払っていく。
印象的だったのはVisaタッチを使っている人が多かったこと。
学生さんもたくさんいたんだけど、現金なんて使っている人はほとんど見なかった。
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食べたものは、茹でた蕎麦の実と、野菜炒め煮。あと気になったのでピロシキ(ロシア語ではピラジョーク(単数形)。飲み物はクランベリージュース。
蕎麦の実は以前ロシア料理を勉強していた時から気になっていたので取ってみた。ほんのり自然な甘さを感じる素朴な味だった。身体に良さそう。
茄子とトマトと玉ねぎを炒め煮にしたものは、酢豚に近い味。
どれも特別美味しいわけじゃないんだけど、普通の食事を体験してみたかったので満足している。
ピロシキに至っては味を覚えていないぞ…甘いやつだったのか、おかず系だったのかも覚えていない…残念な脳みそが恨めしい。
さてお腹も満たされたことだし、次は観光へ~!
記事が長くなるのでここで一旦切ります。
つづく