\本日の特選素材~イトヨリ/
繁華街のネオンのような衣装を纏った魚゛イトヨリ゛の干物を作ります!!
極端に脂がある、といった魚ではないのですが身質が柔らかくてあたかも脂があるような感じが食べていると分かります。
さらに、干物にすることで水分が抜けてイトヨリ本来の味がハッキリとわかりますから、おそらく巷ではほとんど見かけないとは思いますが、この魚はかなり干物に合う商材です!!
魚の色について
イトヨリや真鯛などのように赤い魚や真アジや真イワシのように青い魚、またはソイなどのような黒い魚、なとなど魚にはカラフルな色がついています。
一体なぜなのでしょうか?
真アジや真イワシなどは背中が青くて腹が銀色ですよね。
実はこれが保護色になっているんです!!
私達が海を見ると青く見えますよね。ですので、地上から海を見たときは背中が青い方が海の色と同化して地上にいる人間や鳥などに狙われにくい、また、スキューバダイビングなどやった方は分かると思うのですが、海の中から地上を見ると海は太陽の光が当たって銀色になるので青魚はたいてい「背中が青、腹が銀」になっています。
赤い魚は基本的に住んでいる場所は深いところが多い。実は海の深いところでは太陽の光が届かないので赤色は黒に見えるそうです。ですので、保護色になって捕獲者【魚】から見えないらしいです。
また、黒い魚もいます!!
黒い魚は太陽の届くか届かない狭間に住んでいて海の色も黒くなる場所にいる魚が多く、これも敵から身を守る手段なんでしょう。
黒い魚になる利用は他にもあって・・・実は日焼け!!!
浅瀬に住んでいると太陽の光を浴びますのでこの紫外線で人間と同じように日焼けをして黒くなる魚もいます、ちょっとビックリですね。
進化論的に言えば、色々な魚が生まれたんですが長い時間の中で、残ったのは敵から身を守ることの出来た゛保護色゛の魚だけ生き残ったという壮大なストーリーです。
この壮大なストーリーを考えながら私もイトヨリの干物を試食します!!
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