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未来予想図は、子供の頃のワクワクを抽出することで描けるかもしれない。

今朝、
ふとSHOGENさんの事が気になってYouTubeで動画を見てみた。

SHOGENさんは
周りの友だちがみんな絶賛している本を出版され、それがベストセラーになり、最近2巻も発売されたとか。

僕はその本を読んだことはないのだけど、
彼がアフリカのブンジュ村に絵を学びにいき、そこの村長から日本の素晴らしさをたくさん教えてもらった、と、その事を話しているYouTubeの動画は見たことがあって、

けれど、
その時はたいして心に響かず、へぇ、そんなこともあるのかぁ程度だった。

本を読んでみなよと
周りの人に勧められたりもしたが、その時は気が乗らずに手にとることなくスルーした。

でも、
今朝突然、彼のYouTubeをみたいと思ったので見てみたら、昨日僕が書いた記事のことと重なっているところがあり、さらにそれを詳細にわかりやすく語られていたのでとても驚き、かつ悔しいと思ったのだった。

だって、
こんなにわかりやすく伝えられるなんて、悔しいじゃないか。

けれどもSOGENさんは、
1万回以上も同じ話を人に伝えていて、公園にいた知らない人や、新幹線で隣に座った知らない人などにも声をかけて語ったというのだから、その積み重ねには勝てない。

僕もまだまだだな、
そんな情熱を持てることが、この人生にあったら素晴らしいなと思うに至り、悔しさを越えて憧れに辿り着いた次第だ。

それで、
彼がブンジュ村の人に教えてもらった事で心に響いたのは、子供の頃にワクワクしていたことを憶えているかという事だった。

それで早速思い出してみた。

まだ小学校に上がる前の僕は、
幼稚園にも保育園にも行かず、毎日やりたいことを勝手にやって過ごしていた。

朝起きて、
ひらけポンキッキを観ながら桜でんぶのかかったご飯を食べた。

焼き魚がある日は母にほぐしてもらう。アジならば骨の周りについてよく焼けたパリパリのところが美味しいと感じていた。

シャケはよくほぐして食べるのが好きで、皮のグニグニも結構好きだった。

食べていても途中で飽きておもちゃで遊び出す子や、ご飯を残す子を見かけるが、僕は当時から食い意地がはっていて、ごはん一粒たりとも残すもんかと思っていた。

ーーー
僕は今でも食べることは好きだが、あの時ほど食べることに夢中になれているかな?
ーーー

9時になると、
教育テレビのおはなしのくにが始まって、人形劇でいろいろなお話をたのしんだ。

なかでも好きだったのは、
今思い出すことができるモノだと、かちかち山と、分福茶釜かな。

どちらも狸が出てくる。
そういえばジブリで好きな作品も、平成狸合戦ぽんぽこだ。

ーーー
僕は狸が好きだったのかっ!
狸のマヌケなところや、ちょっと愚かな感じが好きなんだろうな。
ーーー

おはなしのくにを観たら、その後の番組はあんまり面白くないので、庭で石を転がしたり、絵を描いてみたり、母に一声かけて外に出かけ、近所の友達の家に行って友達の弟(赤ちゃん)と遊んだりしていた。

昼ドラとお昼のワイドショーはよく観ていたので、当時から人間の強欲さなどに興味があったのだと思う。

と、いうか、
ひとりで遊ぶことが全く苦じゃなかった。ひとりで空想に耽りながらその世界を楽しんでいたように思う。

それは今もそうで、
だからイジメにもあうし、世の中と自分のズレに悩むことが多かったのは、そりゃ当たり前というか、

自分の中で育てた世界観を大事にしたかったのじゃないかしら?

それは一見すると社会性がなくハズレモノに見えるが、実は自分の世界を育むことにより得たユーモアで、現実世界や社会に貢献する能力なのじゃないか。

ーーー
僕ってすごいっ!
ーーー

ここから推測するに、
僕がワクワクするのは以下の通りとなる。

◯食べること
◯狸
◯マヌケで愚かな滑稽さ
◯人間の強欲
◯ひとりでも楽しめる世界

ここから見えてくることは…
なんだろう?

ちょっと時間をおいて考えたい。

【ポイント】
子供の頃のワクワクは今に繋がっている。
振り返ることで失われたワクワクに気がつく事もできる。

ワクワクとは原動力のひとつである。
原動力は怒りの中にもあるし、ひとつだけじゃなくたくさんある。
だから、ひとつだけをみてそれを全てと捉えるのは危ういだろう。

ひとつだけを捉えて
そのまま素直にやりたいことと結びつけるよりも、

それを全体の中のひとつとして捉えて、
たくさんの中から集約し、総合的に自分はなんなのかを
今の時点で言語化できたら良いのではないだろうか。

更にその言語化したものと、
前回までに導き出した将来に向けてやりたいと思っているものを結ぶことで、より具体的なプランが仕上がるかもしれない。

まだ1巻を読んでいないけど、
2巻に心惹かれるのでこちらから読んでみようと思っている。

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