退屈な幸せよりマイルドな不幸がすき
「人は幸せになるよりも、退屈に耐えられない」
というフレーズを目にした。
確かにそうかもと思った。
辞めたくてたまらなかった会社を退職したときの清々しい気持ちは2、3日でなくなったし、
留学から帰国して、日本語が話せる喜びや日本の生活に歓喜していたのはせいぜい1週間。
長期の休みが取れて、部屋でごろごろして幸せと思っても、次第にやることがなさすぎて飽きてしまったという経験はだれにでもあるはず。
人は幸せになることを選ぶよりも、退屈でないことを選んでしまう。
そうか。幸せって退屈なことなのかもしれない。
退屈な気分を味わうくらいだったら、多少仕事でアップアップしているほうがいいかもしれないし、クリアするべき課題があるほうが生き生きするかもしれない。
幸せになるって案外この退屈を受け入れることなのかなぁ。
でも安定より刺激が好きな人ってけっこう多いんじゃないかな。
メリーゴーランドよりジェットコースター好きな人多いよね
少なくともわたしは根っからの刺激好きだと思う。
(ジェットコースターは乗れないけど)
わざとあぶない道を通ってみたり、
悩む必要のないことをこねくりまわしていたり。
状況が深刻すぎるとしんどいけど、障害があって解決したときの「よかった〜」って気持ちとか。
純粋に「生きてる」って実感できるよね。
これから悩みが出てきたら、
「それ、暇つぶしじゃない?」
って試しに自分に問いかけてみよう。
そして、不幸で暇つぶしするよりは、
楽しいことで暇つぶしできる人生のほうがいいよなって思う。