1年間の育休を取得!30代男性教員が育休中の生活を予測する!
中学校で社会科教員をしているやまはちです。年齢は31歳で教員は10年目になります。初任は小学校で5年間担任を行い、中学校に移動して5年目を迎えています。妻と2歳のかわいい子どもと一緒に生活しています。
2022年8月に妻の第2子妊娠が判明し、2023年4月末に出産予定です。第2子の妊娠判明をきっかけに、育休取得について真剣に検討するようになりました。
ただ、自分の周りの男性教員で育休を取得した人はおらず、実際の体験を聞くことはできません。育休に必要な手続きや報告、収入や保証の変化、育休中の生活などをnoteにまとめ、多くの人(特に男性教員で育休を検討している人)に知ってもらうことにつながればと思いました。
これまでの記事は以下のマガジンにまとめています。
前回の記事以降、学校と様々な相談をした結果、来年度の育休開始時期が確定しましたので、記事にまとめておきたいと思います。
(1)育休に入るタイミング
学校といろいろ相談した結果、4月から年休と特別休暇を消化し、2023年度5月上旬から育休に入ることになりました。
このタイミングとしたのは、以下の理由によります。
出産タイミングが早まっても、遅れても対応可能
代替教員が4月から勤務可能になった
上の子の保育園入園と出産で4月がドタバタしそう
男性教員で産休がない分、出産予定日よりも育児休業開始を遅く設定し、4月からそれまでの間を年休や特別休暇でまかなうことで、出産の前後があって、影響が少ない形をとりました。
また、以前の書いた下の記事で紹介した制度が来年度から適応になり、5月から育児休業に入っても、代替教員の勤務開始日に影響を与えることがなくなったのも大きいです。
この制度のおかげで、代替教員を探しやすくなると思うので、今後教員は1学期に出産し、産休・育休を取るというパターンが多くなりそうだなと予測しています。
(2)育児休業中の収入
収入については、以前予測したところと勤務の仕方が変わったため、若干変更があるかもしれません。
岸田首相が記者会見で発表した、パパ育休中の給付金の増加などの影響もあるかもしれません。
この件に関する複数の記事をざっと見た限り、「子育てへの給付金増加は賛成だが、人手が不足する企業の手当てが必要」という意見が多く書き込まれていました。
自分が育児休業を取ろうと考えた際にも、
・収入が減少することによる経済的な不安
・職場に迷惑をかける罪悪感
がハードルになりました。
このあたりが、うまく解消され、育児休業を取ってもらった方が職場にプラスになるとうれしいですね。
来年度が始まり実際の収入が明らかになってきたら、記事にまとめていきます。気になる方はぜひフォローをお願いします。
秋の段階で、収入を予測した記事は下のリンクからご覧ください。
(3)職場への思い
職場に対しては、迷惑をかけてしまうという意識が強いです。
現在、現場では教員が不足しており、代替教員の確保が難しい状況になっているなかで育児休業を取ることで、それに拍車をかけてしまう申し訳なさがあります。
また、学校のICT関係の仕事を結構な割合で担当しており、せっかく進めてきたICT活用が停滞してしまったり、うまく活用ができなかったりしたらもったいないという思いもあります。
自分は、この1年ICTを活用して働き方改革を進め、業務効率化に貢献することで、自分が1年間育児休業を取ることを認めてもらえるように、これまで以上に一生懸命仕事に取り組んできました。
自分は、「育児休業を取ることができる機会は二度と無いかもしれない」、「子どもの成長を見守りたい」という強い思いがあったので、職場に申し訳ないと思いながら、育児休業の取得を決意しました。
この春休みにしっかりと引継ぎを行い、必要があれば学校と連絡を取り、できる範囲でICT関係のサポートもしたいと考えています。
(4)男性教員の育児休業について
人が抜けることによる職場への負担増や、心理的な申し訳なさから、育児休業を取得することを断念する男性教員も多いように感じます。
また、周りに育児休業を取得した教員がいなかったり、出世から遠ざかるかもしれないと考えたり、収入が不安だったりすることもあると思います。
また、学校という現場では、まだまだ女性に比べて男性の育児参加への意識が低く、雰囲気的に育児休業を取りにくい雰囲気もあると思います。
社会が少しずつ変わって、子どもの成長という二度とない幸せな時間を、多くの人が応援できるような社会になっていってほしいと思います。
また、自分の子育てがひと段落したときには、育児休業を取得するか迷っている男性教員の背中を押すことができるようになってきたいと思っています。
(5)まとめ
今回は、育児休業に入るタイミングについて考えてみましたが、いかがだったでしょうか。
実際に育休に入ったら、実態と予測の違いをまとめていきたいと思っていますので、関心のある方はマガジンのフォローをお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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