週一のnote投稿で達成!教員が明かす月間10000ビューの秘訣!
育児休業がまもなく終了してしまい、職場復帰が近づいてきている中ですが、個人的にうれしかったことがありました。
※この記事を執筆しているのは2024年3月25日です。
それは、noteの月間ビュー(正確には2月26日~3月25日の間のビュー)が10000を超えたことです。
note記事のビューを増やして多くの方に自分の記事を読んでもらうために、2023年の春ごろから自分なりにいろいろと取り組んできたので、今回はその中で気づいたことや、参考にした情報を記事にしていきます。
noteのビューを増加させたいと思っている方の参考になれば幸いです。
(1)僕のnote運営
まずは、僕がnoteをどのように運用しているかを簡単に説明します。
noteの投稿を始めたのは2021年の夏ごろです。"自分が学校現場で行っているICT活用による業務効率化のアイディアや、育児休業の経験を発信することで、世の中の誰かの参考になればうれしいなという気持ちから"でした。
最初は、どんなテーマで何を投稿すればいいのかもわからず、思いついたことを手当たり次第に書いて投稿しており、本業の仕事が忙しくなると投稿が途切れがちでした。
しかし、不定期ながら投稿を続けるうちにフォロワーさんも増え、スキもいただけるようになるなど、note運営のちょっとしたコツをつかむことができてきました。
2023年からは1年間の育児休業を取得し、子どもの寝ている間などのちょっとした時間を使って記事執筆を継続してきました。
僕のこれまでのnote運営の歩みは、こちらの記事をご覧ください。
2024年からは職場に復帰し、週に1回の投稿に切り替えいきます。
週1投稿を継続するためのアイディア管理方法や、教員にとってnoteが魅力的な理由については、以前記事を公開しているので、興味のある方は是非ご覧ください。
(2)ビュー数への意識の変化
2022年頃に話を戻します。noteへの投稿をはじめてしばらくすると、"投稿した後はビューが伸びるものの、数日たつと全く記事が読まれなくなる"ということに気づくようになりました。
自分のアイディアを多くの人に読んでもらいたいと思って記事を執筆しているのに、せっかく書いた記事が読まれなかったら意味がありません。
「どうしたらビューを伸ばすことができるのだろうか」
「フォローしまくってフォロワーを増やす?」
「スキを配りまくる?」
そんなことを考えていたときに出会ったのが、しちゃうおじさんのこちらの記事でした。
※しちゃうおじさんの記事は、他にも有用かつ示唆に富むものが多いですので、noteでビューを増やしたいなと思っている方にはぜひ読んでいただきたいと思います。
これらの記事を読み、"ハッシュタグが大事"なんだなと気づくと同時に、"ビューを継続的に伸ばすためには、Google検索で上位表示されるなど、note以外の場所から自分の記事を見つけてもらう必要性がある"ことに気づきました。
逆に言うと、一時的にビューが伸びるものの、すぐにビューがなくなっていたのは、そのビューがいわゆる"PV"ではなく、単に"note内で表示された数"でしかなかったという悲しい事実に気づいたということでもあります。
さて、そこからダッシュボードを今までよりも注意深く見るようなった僕は、ある記事の存在に気づきます。
それが2022年8月に公開したこちらの記事です。
何とこの記事は、"公開から数カ月たっても継続的にビューを得ていた"のです。
なぜなら、この記事は(たまたま)Google検索の検索上位を獲得することに成功していたからです。
Google検索で上位を取ろう!という明確な意思のもとに執筆した記事ではなかったのですが、この記事は現在も継続してビューを得ており、自分の記事の中でビュー数1位の記事になっています。
この記事がGoogle検索上位をたまたま獲得し、継続的なビューを得たことで、"Google検索で上位を獲得することで継続的なビューを得ることができる"ということを身をもって体験することになりました。
ここから、継続的にビューを得て広く記事を知ってもらうために、Google検索で上位表示されることを意識するようになりました。これが2023年の3月頃です。
(3)ビュー数の変化・分析
それでは、Google検索で上位表示されることを意識し始めてから、記事の投稿本数・ビュー数・スキ数がどのように変化してきたか見ていきます。
記事の数
月ごとの記事投稿本数の推移はこちらです。
noteを始めたばかりのころには、やたら記事を投稿していたのが分かります。
また、ひと月当たりどれだけの記事を投稿できたかをグラフにしてみると、以下のようになります。
note投稿を開始した直後に猛烈な勢いで投稿した後、全く投稿できない月がちょこちょこあり、平均すると月平均4~5本程度に落ち着いていることがわかります。
記事総数としては、順調に増加し、現在120本程度になっています。
ビューの数
次は本記事のポイントであるビューの数を見てみます。
月ごとのビューは以下のようになっています。
Google検索で上位表示を意識し始めたのは2023年の3月ごろですが、すぐにはビュー数が増加せず、少しずつ増加しているのが分かります。
※2023年9月にビュー数が急激に伸びていますが、こちらは原因がはっきりしているので、後ほどまとめたいと思います
ビューの総数は、順調に伸びています。
2023年の秋ごろから、ビュー増加の角度が上がっているのが分かります。記事数そのものが増えてきたことや、Google検索で上位表示される記事も増えてきていることが影響していると思われます。
ビューの総数だけでなく、1記事あたりのビュー数も順調に成長しています。
スキの数
スキの数も見てみたいと思います。
スキはnoteに会員登録している方からのものがほとんどで、noteに登録していない方はあまりスキしてくれません。
※非会員でもスキできるけど、かなり少ない気がしている
そのため、月ごとのビュー数と比較すると、その違いが見えてきます。
ただ、1記事あたりのビュー平均が増加することに伴って、1記事あたりのスキ平均も伸びているのが分かります。
多くの人に読んでもらうことが出来れば、その分スキももらいやすいという感じですね。
変化・分析
Google検索の上位表示を意識し始めた2023年3月からすぐに効果はでませんでしたが、2023年8月ごろから徐々に効果が発揮されるようになり、2023年9月にはビュー数が一気に増加しました。
この原因ははっきりしていて、iPadOS17のアップデートに合わせて投稿したこちらの記事が多くのビュー数を獲得したからです。
iPadOS17の公開後一気にビューが増加した結果、一か月で7000ビューを獲得しました。こちらの記事はOSのアップデート前から公開していて、Google検索でも上位に表示されていました。
ただし、iPadに関する記事はとても競争が激しく、OSの公開後一気に類似記事が投稿され、検索での表示順位は下がってしまいました。
注目度の高い分野の記事は、ビューを稼ぎやすい一方で競争も激しく、検索上位を維持することは難しいということもわかりました。
2023年10月にはビューが落ち着きますが、そこから少しずつビューを伸ばして現在の10000ビュー超えに至っています。
これは、Google検索で上位表示される記事が増えてきたことに加え、年度末という時期で、僕の投稿している内容が検索されやすいということも影響していると思っています。
(4)noteのビューを伸ばすために
最後に、僕がnoteのビューを伸ばすためにやっていること、やっていないことをまとめていきます。
ビューの中身
僕のnoteのビューは、
・記事投稿直後のnote内での表示
・note記事内での回遊
・GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入
・SNSからの流入
で構成されています。それぞれの中身をもう少し詳しく見ていきます。
記事投稿直後のnote内での表示
公開からしばらくは、note内で新着記事としてフォロワーさんに表示されたり、おすすめ記事に表示されることで一定のビューを獲得することができます。
ここは、フォロワーさんが増加すればするほど増えますが、一定の時間がたつと記事はほとんど表示されなくなり、ビューが伸びなくなります。
このビューしか得られていないのが以前の僕のnoteで、地道に投稿してフォロワーを増やすことでビューが増加しますが、なかなか伸びません。
note記事内での回遊
noteの記事内に別の記事へのリンクを貼り付けて、他の記事に誘導する方法です。
関連する記事へのリンクを紹介すると読んでもらえることもあると思います。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入
これは前述した検索エンジンからの流入です。ここがうまくとれるとnote内での表示がされなくなっても、継続的にビューを獲得できます。
ここのコツについては、僕も完全に理解できているわけではないので、興味がある人は先ほど紹介したしちゃうおじさんの記事を参考にしてみてください。
おそらく、
・タイトル
・ハッシュタグ
あたりがポイントです。
SNSからの流入
XやInstagramなどのSNSからnote記事を見てもらうという方法も、結構効果があるのではないかと思います。
僕は、2023年4月ごろからnoteのPRを目的にXのアカウントを運用しているのですが、最近はX経由でnoteを見てくれる方も増加していると感じています。
例えば、最近の座席表の記事を紹介したこちらのポストを見てみると、
Xのポスト経由で900回もリンクがクリックされていることが分かります。
記事の内容によっては、XなどのSNSから記事を知ってもらい、ビューを獲得することも可能になります。
Xはフォロワーさんが500名くらいなのですが、ポストが多くの方に拡散されることで、多くの方にnote記事を見てもらうことができるということが分かります。
特に、動画で記事の内容を短くかつ分かりやすく説明することができると、多くの人から見てもらうことができます。
ビューを伸ばすためにやっていること
繰り返しになりますが、note内での表示や回遊でビューを伸ばす方法は限界があるので、記事タイトルやハッシュタグを意識して、Google検索で上位表示を狙うというのがメインの戦略になります。
そのためには、
・記事のタイトル
・ハッシュタグ
が大切だと思います。
僕の記事のタイトルを分析したり、Googleで検索したりするとそのあたりの関連性が見えてくるのではないかと思うので、ご自身で試行錯誤してみるといいと思います。
SNSでのPRも有効だと思いますが、あくまでPRによる一時的な増加で、ドーピングっぽい感じはします。
※継続的なビューの獲得は検索エンジンが強い
また、noteをフォローしてくれる方を増やすために
・記事の質を高める
・サムネイルのデザイン
・定期的に投稿する
・フォロワー(ファン)を増やす
ことも大切にしています。
せっかくフォローしてもらっても、記事の質が低かったり、記事投稿が途切れると、フォローしていてもしょうがないなと思われてしまうので、今年は特に定期的な投稿に力を入れ、週に1回の投稿を継続したいと思っています。
効果がない・逆効果だと思っていること
逆に、僕は
・毎日投稿
・相互フォロー
・共同マガジンへの参加
は、ビューを伸ばす効果がないどころか逆効果なのではないかと思っているので、行っていません。
毎日投稿
毎日投稿を継続できるというのは、すごいことではあると思うのですがnoteやビューを伸ばす上ではそれほどプラスにはならないのではないかと思います。
なぜなら、
・途中から毎日投稿が目的になる
・タイトルやサムネが適当になる
・ネタ切れになり、記事の質が下がる
・記事の質が下がった結果、見られなくなる
というアカウントをたくさん見ているからです。
毎日投稿で表面上のビューが増えても、それはnote内でのビューが増えているだけですし、毎日投稿が目的になった質の低い記事が連発されても、そのうち見られることはなくなります。少なくとも僕は見なくなります。
そうなってしまうと、"この人は毎日投稿してるけど、記事の質は低い人認定"されてしまうので、力を入れた中身のある記事があったとしてもスルーされてしまうと思っています。
毎日投稿は労力のわりに、得るものがすくないのではないかと思っているので、週に1回定期的に投稿する運営方針にしています。
相互フォロー(フォロバ100%)
noteの中には、大量にフォローして、フォローバックされた後、フォローを解除して見かけのフォロワーを増やしている方もいるようですが、僕はしていません。
noteのフォロワー増加はビューを増やすためのメインの方法ではないからです。強引な方法でぱっと見のフォロワーが多くても、本当のファンではないので記事のビューは伸びないと思っているからです。
それよりも、内容のある記事を継続的に投稿することで、フォロワー(記事更新を楽しみに待ってくれるファン)を獲得するように心がけています。
共同マガジンへの参加
noteの中には、共同運営マガジンといって複数のユーザーが記事を登録できるマガジンに参加して、フォロワーやビュー、スキを増加させる方法があるようです。
この存在に気づいたのは、noteを初めて数か月しかたっていないのに大量のフォロワーを抱えているアカウントを見かけたことがきっかけでした。
こういうアカウントは、XなどのSNSのフォロワーが多いわけでもないのに、フォロワーが多く、noteの記事にはそこそこスキがついている場合が多いです。
気になったので探ってみると、複数の共同マガジンに参加しているアカウントでした。
そのアカウントが参加している共同マガジンのいくつかは、記事の内容がスカスカなのにも関わらず、フォロワー数やスキ数がやたらと多いアカウントが大量に繁殖しているマガジンでした。
共同マガジンは始めたばかりの頃に、note内での認知を増やすためには有効なのかもしれませんが、質の低い記事に(内容を読まずに)スキを送りあったり、相互フォローしたりして、見かけの数字を増やしているだけのように見えてしまいます。
このシステムで一番得をしているのは運営しているアカウントで、フォロワーを大量に獲得することでnote運営の教祖的なポジションを獲得し、有料記事や有料マガジンにうまく誘導しているようにも思えてしまいます。
要するに、共同マガジンへの参加は、フォロワーやスキの獲得をエサにつられたアカウントたちが、マガジン運営者を教祖として崇め、結果的にある意味で養分になってしまっているような側面もあるのではないでしょうか。
共同マガジンに参加したことでフォロワーやスキを獲得するようなやり方では、いつまでたっても記事の質は高まりませんし、note内でビューを得て気持ち良くなるだけなので、僕の目指す方向とは違うとも感じています。※note内で認知されたいなら有効な面もあるとは思います。共同マガジン信者の方は怒らないでください。
以上の理由から僕は、
・毎日投稿
・相互フォロー
・共同マガジンへの参加
を行っておりません。
こんなことしなくても、週1回の定期的な投稿で記事を伸ばすことはできると思うので、伸ばし方に悩んでいる方は参考にしてみてください。
(5)まとめ
今回は、僕がビューを獲得するためにnote運営で心がけていること・やらないことを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
僕は約2年半ほど、note投稿を継続してきましたが徐々に見てくれる方も増えてきており、最近ますますnote運営が楽しくなってきています。今後もコンスタントに記事投稿を行い、有用な情報を届けていきたいと思います。
今回の記事が、note運営に悩んでいるみなさんの参考になれば幸いです。
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今後も学校の業務効率化やICT活用について記事にしていく予定ですので、関心のある方はマガジンのフォローをお願いします。
また、育児休業や学校の先生が生活で考えたこと、旅行の記録についても記事にまとめています。そちらも興味があればぜひご覧ください。
改めて、最後までご覧いただきありがとうございます。
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