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【お茶の香りの楽しみ方①】

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こんにちはやまはち㈱前田幸太郎商店です
http://yama8-net.com/

今回からはお茶の香りの楽しみ方について紹介します。
お茶を買って封を切り、まず楽しんで欲しいポイントは封を切り立てのこの時です。

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お茶の葉は痛み易いデリケートな商品です。仕上げをし、火入れをしてすぐに窒素充填。新鮮な状態で保管されて販売されます。
封を切り立てのこの時に初めて外の空気に触れ香りが立ってきます。
是非ともこのチャンスを逃さずに嗅いでみてください。

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嗅ぎ方のポイントですが、茶匙にすくって嗅いでみるのいいのですが、できたらお皿に全て開けて、鼻を近づけてみるとダイレクトにお茶の香りが嗅覚を刺激します。
※長時間空気に晒すと痛んでしまう為、香りを楽しんだ後は速やかに戻して封をしてください。
また、この時勢い余って一気に吸い込んでしまうと意外にも香りを感じる事ができないので、軽い気持ちで嗅いでみるとそのお茶の品種の香り、火の入れ加減などを感じる事ができます。
また、鼻を近づけて嗅いだ時と少し遠ざけて嗅いだ時とでは、香りのイメージも変わるのでお試しください。
ちなみに茶師が見本のお茶を鑑定する時は、盆(黒い大きな皿の様な物)に全てお茶を開けて、片手でお茶の葉をすくい取り、まさか吸い込んでしまうのでは?というくらい手の上のお茶に顔を近づけて匂いを嗅ぎます。
一度にたくさんのお茶を鑑定するプロの技としては、見本茶に軽く息を吹きかけ少し湿らせてから匂いを嗅ぐ方法もあるそうです。
まずは一服入れる前にお茶の葉の状態でお茶の香りをお楽しみください。

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