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1.9. 気候変動で変化する陸地

人間が作り出す二酸化炭素などの温室効果ガスの影響で、地球の温暖化が進んでいます。地球が暖かくなると南極や北極などの氷が溶けて、海面が上昇します。海面が上昇すると、地球の働きで出来てきた陸地が減ることになります。今世紀末までには、1mほど海面が上昇することが予測されています。今から6000年前くらい昔には今より4mくらい海面が上昇していたとされています。下の図で、それぞれの違いをみると、海面上昇によって平地がどんどん減っていくことが分かります。海面すれすれの場所に生活している約400万人は住む場所がなくなります。農作物を育てるための平地も減り、食糧難になるかもしれません。津波が襲うと、これまで以上に被害が大きくなる可能性もあります。地球温暖化を防ぐため、省エネを心がけましょう。ゴミを減らすと、燃やすためのエネルギーの節約にもなります。

海面上昇シュミレーションシステム(産業技術総合研究所地質調査総合センターhttps://gbank.gsj.jp/sealevel/#top)