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7.5. 地震と津波

プレートの押し合いのとき、海底で岩盤がズレて地震が発生すると、海底で断層によって岩盤が持ち上がったり、海底地すべりで海底に高まりが出来たりします。すると海底が持ち上がった分だけ海面は持ち上がり、持ち上がった海面は大きな波、つまり津波を引き起こして、海岸へ襲いかかります。2011年3月には、東北地方で大地震があり、それによって発生した津波が海岸沿いの地域を襲い、死者と行方不明者を合わせて約2600人もの被害が発生しました。津波は、地震が発生した近くの地域だけではなく、遠くの場所まで到達して、被害を引き起こします。1960年の南アメリカのチリ付近の地震で発生した津波は、太平洋を渡って、17000km離れた日本に22.5時間後に到達して、死者・行方不明者142名の被害を出しました。

気象庁HP https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/generation.html