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7.3. 地震が起こる原因

日本周辺で発生する地震は、大きく分けて2種類あります。海溝付近で発生する地震と活断層によって発生する地震です。日本の東ないし南側の海の中にある海溝では、重たい「海のプレート」が軽い「陸のプレート」の下に沈み込んでいます。このとき、海のプレートと陸のプレートの間で岩盤同士がずれ動いて、地震を発生させます。これが海溝付近で発生する地震です。沈み込んだ海のプレートはどんどん深い所まで入り込み、海溝から離れた地下深くで地震を起こすこともあります。一方、海のプレートが陸のプレートを押すことで、陸のプレートの岩盤が割れて出来た活断層が、地震を引き起こします。これが活断層によって発生する地震です。このほか、火山の真下のマグマの動きでも地震を発生させますが、さほど大きな地震は起きません。

左図: 地震本部HP https://www.static.jishin.go.jp/resource/figure/figure001005.jpg
右図 : 防災科研HP      https://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec4.2.html