備忘録 1. せんべいと恋愛

防備録を始めることにしました。これは、誰かに読んでもらうためではなく、自分の頭に浮かんだことを、自分のために、記録していることを目的としています。でも、もちろん、他の人に読んでいただき、共感していただくことは、喜びでもあります。今年もあと1日。2024年が皆様にとって、そして私にとっても、良い年でありますように。

最初のテーマは、「せんべい」です。私には、大好きな「せんべい」がありました。食べ始めたら止まらないし、なくなると、すぐ買いに行きたくなりました。これこそが、私の大好物。そういった存在でした。この「せんべい」を、何年も食べていたのに、今年の冬、急に美味しく感じられなくなりました。「せんべい」は嗜好品なので、特に食べなくても問題ないのですが、あんなにスキだった食べ物が、こんなに簡単に食べられなくなるという事実に愕然としました。
 
そして、あるとき「これは、恋愛や結婚に似ているな」と思いつきました。恋愛すると、人はその人が大好きになります。結婚するとき、大好きな人に、永遠の愛を誓います。でも、一定の年月が過ぎると。。。そう、皆さんはご存知ですよね。そう・・・となるのです。もちろん、長い間愛し合っているカップルは沢山あります。でも、それは継続的な努力や、かすがいとなる子どもの力があってのことです。

世の中は、移ろいやすく、無常であることは、知識としては知っていました。でも、「せんべい」は、そのことを強く私に印象づけました。何かを続けるためには、継続的な努力が必要なのでしょう。そして、もう一つ、新しいチャレンジによって、新しい何かを求める、あるいは受け入れることも、大切なのかも知れません。2024年は、新しい何かを求め、受け入れつつ、大切な何かを守り続ける努力をする一年にしたいものです。