4.4. 太陽と人間
太陽は、人間に限らず、大半の生物に必要不可欠なものです。太陽の光がなければ、生物は生きてはいけません。太陽の１番の恵みは、食物です。太陽のエネルギーは、植物の光合成によって、糖やデンプンを作ってくれます。これを栄養として成長する微生物を食べるのは虫たちで、その虫たちを今度は動物が食べます。太陽の光の力で、食物連鎖が生じて、人間を含む地球上の生物全体が生きていけるのです。太陽の光は、過ごしやすい気温を与えてくれて、日が昇り日が沈むことで体のリズム(体内時計)が整えられます。一方太陽光に含まれる紫外線は、日焼けやシミ、皮膚がんの原因になります。太陽は人間にとって良い面と悪い面があるのです。
