【WEBライターの書き方】ゴールはなにかを考えよう!
以前、初心者ライターさん向けに「ターゲットが大事!」という記事を書きました。
ですが、もう一つ、「ゴールも大事!」なのです。
なぜゴールが大事なのか、どうやってゴールを考えたらいいのかについて、みていきましょう。
ターゲットとゴールを考える
記事を書くときには「誰に」「何を」伝えるかが大事ですが、それと同じぐらい大事なのが「この記事を読んでどうなってほしいのか」「この記事を読んだあとに何をしてほしいのか」ということです。
「ターゲットが大事!」の記事に引き続き、「2年前に出張で広島に行ったときに食べたお好み焼きが忘れられない30代独身サラリーマン」に向けて「地元民がこよなく愛するお好み焼きの名店を」紹介する記事を書く場合を考えてみましょう。
最終的に読者にどうしてほしいのかで、記事の書き方が変わります。たとえば、
・お好み焼きの名店3軒を知ってほしい場合
→バランスよく3軒を紹介する文章にします。
・その店の通販サイトで冷凍お好み焼きを買ってほしい場合
→読んだ人が冷凍お好み焼きを買いたくなるような文章にします。
このように急な誘導をされると、ずっこけてしまいますので、スムーズにつながるように記事を書いていきましょう。
ゴールにはいくつかのタイプがある
読者に何をしてほしいのかは、クライアントの意向によっても変わります。記事を書く前に、クライアントが何を求めているのかをしっかり確認しましょう。
ゴールにはいくつかのタイプがあります。
①こんな店・商品があると知ってほしい
②店のメルマガに登録してほしい
③通販サイトで買い物をしてほしい
など
②、③をゴールとする場合には、バナーを設置したり、URLを添えたり、リンクをはったりして、読者の行動を促します。こういうヤツですね。
先ほど悪い例を紹介しましたが、ここも自然にクリックしたくなるようにつなげましょう。
①をゴールとする場合には、当然、このような誘導は必要ありません。その記事のゴールに合わせて、素敵なフィニッシュを決めてください!
重ねて言いますが、大切なのは「何がゴールか」をクライアントときっちりすり合わせておくことです。
クライアントが求めているゴールが③なのに、あなたの書いた記事が①になっている場合、クライアントを満足させることができません。
また、クライアントが①を求めている場合に、勝手にあなたが②をゴールにするのも違います。
クライアントはあなたにお小遣いをくれる親せきのおじさんではなく、ビジネスの成果を求めているパートナー。
つまり、あなたが何かを書いたらクライアントが喜んで報酬を支払ってくれる、というシステムではないのです。
あなたの仕事は、記事でクライアントに成果をもたらすこと。
成果につながるように記事を書かなければなりません。
(本文には全く関係ないですが、広島では箸を使わず、おこのみを切り分けたヘラで口に運ぶのが粋だとされています。まあ、お行儀が悪い、なんて思わずに、広島に来たらぜひヘラで食べてみてください(^^)♪)
ゴールに向かって記事を組み立てよう
という訳で、今回は
・ターゲットと同じくゴールも大事
・ゴールにはいくつかのタイプがある
・クライアントとゴールを共有しておく必要がある
ことをお伝えしました。
ターゲットとゴールが決まったら、あとはそこへ向かって記事を組み立てていきましょう!
え?この記事のゴールは何かって?
それはもちろん、ゴールを意識してもらうことです。
決して、お好み焼きを食べてもらうことではないですよwww