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間取りの構成と玄関ホールの持つ暮らしに対する効能、室内の間取りを考える際に意識するべき玄関と玄関ホールの比率や家全体から考える広さの価値、様々な意味でのスペースの提案。

細長い玄関を広く見せるコツ。


※玄関ホールの奥にFIX窓を設計し外側を透かす坪庭のデザインを提案



※夜になると空間にまた異なる表情を見せる玄関ホール



広さについても玄関は、

家に入って最初に目につく空間であり、

第一印象のためにも

広く見せたいという方も

多いかと思います。

※玄関室内を暗くすることで窓の外側、庭の風景も変化する提案



しかし、

間取りや土地の関係で

細長い玄関に

なるかもしれないと悩んでいる方は、

決して少なくありません。

※間取りの要素と室内、室外を繋げるデザイン提案で生まれる価値もあります



細長い玄関を

広く見せるコツについて

少し書いてみたいと思います。


細長い玄関でも

広く見せられる方法を知りたい方は

参考にしていただければ幸いです。


玄関のおすすめの広さ。

玄関の一般的に多い広さは、

3畳(1.65坪)です。


このくらいの広さは、

広すぎず狭すぎないスペースと

いえます。


もちろん、

家全体の面積によって

玄関に割り当てられる面積は

異なりますが、

3畳を基本として

考えることをおすすめします。


細長い玄関を

広く見せるコツについて。


玄関側が広い間取りにする。


玄関とホールのどちらかを

広くとれる場合は、

玄関を広くした間取りにしてください。


玄関側は靴を脱ぎ履きす

る場所であるため、

人の動作が大きくなりがちなので

ある程度の広さが必要です。


また、

玄関からホールに上がる

框(かまち)部分を斜めにして

奥行きに変化を計画すると

遠近法のような効果で

廊下やホール側も

玄関側も広く見えやすくなります。

斜めの効果です。


吹き抜けを取り入れる。

玄関に吹き抜けを採用し、

空間に高さを出すことで

広く感じる事も出来ます。


細長い玄関でも、

上に吹き抜けがあるだけで

開放感が生まれ、

実際より広く感じやすくなります。


また、

平屋の場合は

勾配天井を取り入れることも

おすすめです。


正面に窓を設置する。

玄関の正面に窓を設置することで、

広く感じられます。


玄関の正面に窓があると、

玄関に入った瞬間に

目線が外に行くため、

開放感を感じられます。


また、

窓から見える外の部分は、

照明で照らしたり、

樹木を植えたりすることで

印象にも変化が生まれます。


しかし、

窓を設置する際は

注意点もあります。


玄関から入るたびに

目につくため、

こまめな掃除が必要です。


また、

時間帯や季節によっては、

まぶしく感じることもあります。


そのため、

玄関の正面に窓を設置する場合は、

窓を北側に考える事も

視野に入れてください。


採光タイプのドアにする。

玄関ドアや廊下側のドアを

採光タイプにすることで、

部屋が明るくなり

実際より広く感じられます。


色や明るさの効能は

広さにも変化を生み出します。


玄関を広く見せたいが、

間取り的に

窓は設置できない場合には、

ぜひ採光タイプのドアを

取り入れてみてください。


細長い玄関も、

狭い玄関も

間取りを工夫したり、

吹き抜けや窓、

採光ドアを取り入れたり

色の効能を反映することで、

実際より広く感じる空間にできます。


それぞれの暮らしの間取りに

最適な暮らしの提案を丁寧にと思います。


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