玄関収納を計画する際に考えておくべき利用形態と収納容量、そしてライフスタイルとの調整、間取り計画時に自分たちの憧れと現実をイメージする事は大切、新築計画でもリフォームでも全体像を考える事。
理想のマイホームに近づけるための発想にも
色々とアイデアの存在が
必要になります。
※玄関+玄関ホール全景(一部家族玄関)
※家族玄関側収納スペース
(玄関収納+クローゼット+シューズクローゼット)
質の良い設計とデザインで
人生の潤いを生み出す暮らしの空間を丁寧に・・・・・。
※家族玄関側収納スペース
(玄関収納+クローゼット+シューズクローゼット)
収納を考える際に個室やLDK、
勿論水回り周辺での事も重要なのですが
玄関周辺での収納スペース。
※家族玄関側収納スペース
(玄関収納+クローゼット+シューズクローゼット)
※家族玄関側に計画した玄関クローゼット(玄関クローク)
計画する事の多い玄関収納で
特に多いのはシューズクローゼットなのですが
シューズクローゼットも、
向いている人、
向いていない人がいます。
※玄関ホール側から家族玄関収納スペースを視界に
※玄関ホール側から家族玄関収納スペースを視界に
人気だから、
便利そうだから、
勧められたから、
という理由で計画するのではなく、
自分達にそれが必要なのかどうか
使い方もそうですが
メリットだけではなくデメリットも含めて、
しっかりと自分たちの
ライフスタイルに合うのか合わないのか?
そういった点を考えることをおすすめします。
シューズクローゼットを
採用する際に、
気をつけたい点としては
物置になってしまう可能性もあるという事。
棚の配置や大きさを考えずに
悪い意味で適当に
シューズクローゼットをつくってしまうと、
収納量がそもそも足りなかったり、
出入りが億劫になってしまい、
いつのまにかただの物置になってしまう
という事もあります。
ある程度収納するものを
想定しておくことが大切。
玄関の床面積が狭くなるという事。
シューズクローゼットを設けると
必然的に玄関の面積が狭くなります。
玄関が狭くなり過ぎないように、
住まい全体の広さやバランスを
よく考慮して必要性を考える事が重要。
湿気やニオイがこもるという事。
特に扉がある場合は、
湿気やニオイがこもりやすくなります。
ある程度広さがある空間なので、
市販の湿気取りでまかなうのは
難しいです。
開閉できる窓や換気口を設置し、
こまめに換気を行う計画性が重要。
勿論・・・窓の開閉だけではなくて
24時間換気システムも
有効です。
手入れが大変だという事。
玄関の周辺に
設置されることが多い
シューズクローゼットは
ホコリが溜まりやすいです。
アウトドア用品などを収納すると
土や泥なども付きやすくなります。
メンテナンスのしやすさも
視野にいれて計画する事が大切。
こういった注意点もあることを踏まえて、
安易にあこがれるのではなく、
本当に自分達に必要なのかどうかを
しっかりと「間取りの計画」打ち合わせの際に
イメージを共有しておく事。
メリット・デメリットだけではなくて
最終的には、生活の動線や
収納物の大きさ、容量、
出入りの頻度、
棚のレイアウトなど、
しっかりと間取りと融合する要素を整理整頓して
暮らしをイメージする事が大切。
勿論、住まいのプランを行う際には
僕もキチンと全体を説明させていただきます。
憧れも大切なのですが
そういった日常にある「使い方」を
家造りの際には見直しながら
打ち合わせをするように。
家造りのご相談も気軽にお問合せ下さい、
理屈だけではなく
感度でよく考えた住まいは
暮らしが楽しくなりますから。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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